次は、避けては通れない「子供にスマホをいつから持たせるか」という悩ましい問題。賛成派と反対派、両方の意見に耳を傾けつつ、もし導入するなら“我が家ルール”を検討する必要がありそうです。小学生のスマホ賛成派のママの中には、既に学校や習い事の連絡もメールやLINEで…、という習慣になっている人も多いのでは。特に「習い事に行かせる際の連絡手段」としてや、「防犯目的のためのキッズ携帯」は有用なようです。一方、反対派には、トラブルに巻き込まれたり、熱中して勉強がおろそかになったりすること、姿勢や視力への悪影響が心配…という声が多いようです。
子供が「スマホを持ちたい」といってきた際には、「スマホ会議」を開くことを薦めるママも。最低でも以下の3点はルールとして約束して、破った場合は使用中断など、ペナルティも設定おきたいとのことです。
1.使用できる時間を決めておく
2.課金するようなアプリはインストールしない
3.アクセス制限をする
親も最新の安全対策について学んだうえでしっかりと管理し、スマホの「正しい使い方」を子供に教えてあげることが肝要です。
大人への階段を少しずつ上り始める、小学生の恋愛事情
最後は気になる恋愛について。あるママは、イマドキ小学生の恋愛について、自身の子供が通う学校での実例を教えてくれました。「本人が持っていなくても、放課後に友人のスマホを借り直接連絡を取り合っていたケースがありました。学校内では一時期、高学年女子を中心に告白ごっこも流行したようです。
また、人気の少女漫画や小学生向け雑誌でも、小学生の主人公が“彼氏持ち”という設定は珍しくなく、実際、地域の夏祭りで、小学生カップルを2年連続目撃したこともあります」このママは、は、もし子供同士が交際するときには、次の2点を意識したいといいます。
1. 交際相手がどういった子なのか把握する
「むやみに聞き出したり口出しするのではなく、親も相手に興味を持っていると知ってもらうことが第一歩です」
2. 連絡やデートは親も見守るリビングで、をルール化
「2人で過ごすなら、リビングでの映画鑑賞やゲームなど提案してみては。子供を見守りながら、相手の人となりが分かってくるはずです。また、トラブル防止のため『どんなに好きでも、お互い親がいない時は絶対に家に上がってはいけない』というルールを決めたいですね。恋愛で盛り上がる感情を認めてあげるのも必要ですが、小学生は学業が最優先。スマホを持たせているのなら、連絡は自分の部屋でなく親がいる場で。メリハリを重視し、学業に差し支えるような事態は避けたいですよね」
おわりに
現代では、親世代の子供時代よりも、子供同士の世界の状況が把握しづらい面も確かにあります。
ですが、ファッション、恋愛などは、親も通ってきた道。まずは一歩一歩成長していく子供の感情に寄り添いつつ、日頃からのコミュニケーションを大切に、その歩みを見守っていきましょう。
LIMO編集部