夏休みやお盆の帰省シーズンは、子どもを乗せて車で移動する機会が増える時期です。長時間のドライブを予定している家庭も多いでしょう。
6歳未満の子どもがいる家庭では、乗車時にチャイルドシートの使用が義務付けられていますが、運転席から後部座席の様子を確認しづらくなるという課題もあります。
特に後ろ向きでチャイルドシートを使用する乳幼児の場合、ルームミラーだけでは表情や姿勢を十分に確認できないケースも少なくありません。
運転中は前方への注意が最優先で、子どもの様子が気になって振り返る行為は、安全運転の妨げになる可能性があります。一方で、信号待ちや安全に停車したタイミングで後部座席の様子を手軽に確認できれば、ドライバーにとって大きな安心感につながるでしょう。
こうした「見守り」をサポートするアイテムとして今回紹介したいのが、さまざまなカー用品を販売している株式会社慶洋エンジニアリングが展開している、車載ベビーモニター「ミマモ2」です。レビューも交えながら、本製品の魅力を紹介します。
1. 本記事の3つのポイント
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子どもの安全を見守る車載ベビーモニター「ミマモ」の最新モデルが登場 -
実際にレビュー!ガジェットが苦手でも取付&セットアップが簡単 -
「音」で知らせる新機能でさらに安心。車内以外での使い方もあり
2. ドライブ中の子どもの見守りをサポートする車載ベビーモニター
後部座席の子どもの安心を見守る新機能を搭載した「ミマモ2」1/9
出所:株式会社慶洋エンジニアリング
「ミマモ2」は、チャイルドシートに座る子どもの様子を運転席から確認できる車載ベビーモニターです。公式オンラインストア価格は、税込で2万1780円となっています。
後部座席に設置したカメラの映像を前席の専用モニターへワイヤレスで表示し、わざわざ後ろを振り返らなくても子どもの様子を確認できるという製品で、子どもの見守りに特化した製品ならではの機能を多く備えています。
スマートフォンではなく専用モニターを採用している点も特徴で、スマホアプリの起動やWi-Fi接続、通知による画面の切り替わりなどを気にする必要がなく、ガジェットに詳しくなくても、電源を入れるだけですぐ使える点も魅力です。
本製品は2024年12月に発売された「ミマモ」の後継機になります。初代モデルは車載対応の見守りカメラとして業界初の「ワイヤレス機能」を搭載したことが売りで、多くのユーザーから好評を得ました。
2024年12月に発売した「ミマモ」の初代モデル2/9
出所:株式会社慶洋エンジニアリング
2代目となるミマモ2は、初代モデルのユーザーから挙がった声を反映し、本体をより使いやすい設計に見直し、安全性を高めるための新機能を実装しています。
具体的には、モニターやカメラのコンパクト化による設置性の向上、危険を知らせる通知として、検知範囲に検知対象が入るとアラートで知らせる「窓際危険お知らせ機能」の追加などのアップデートが行われています。
初代モデルと最新モデルの比較表3/9
出所:株式会社慶洋エンジニアリング
3. ガジェットが苦手でも扱いやすい!取り付けは非常に簡単
筆者はチャイルドシートを必要とする子どもがいないため、今回は後部座席に成人男性が乗車した状態で 検証してみました(対象が子どもでない場合でも、人物を検知する機能は問題なく作動しました)。
まず、注目したいのが、セットアップの分かりやすさです。
本製品はモニターとカメラが出荷時にペアリング済みで、開封後に設定するわずらわしさがありません。スマホを経由しないため、専用アプリをインストールするなどの手間もなく、いきなり設置からスタートできます。
設置は、カメラをチャイルドシート後方のヘッドレストに、モニターをダッシュボード付近に固定します。電源はシガーソケットからとる方式で、カメラとモニターにそれぞれ接続する必要があります。
「ワイヤレス」という表記から、完全ケーブルレスと勘違いしてしまいそうですが、ワイヤレスなのは、あくまでカメラとモニター間の映像伝送です。USB給電式なので、電源をとるためのケーブルを接続する必要はあります。
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筆者撮影
設置はイラスト入りの取扱説明書の手順通りに進めていけば、迷う場面はほとんどありません。慣れている人であれば短時間で取り付けられるでしょう。必要な付属品も一通り揃っているため、別途アクセサリーを購入することもありませんでした。
配線については車内をすっきり見せたい場合、内装に沿って丁寧に取り回すひと手間が必要になります。ただし、一度設置してしまえば頻繁に付け外しする製品ではないため、大きなデメリットとは感じませんでした。
4. 後部座席はどれくらい見える? 昼夜の画質をチェック
車載ベビーモニターとして最も重要なのは、「ちゃんと見えるかどうか」です。
昼間に使用したところ、後部座席の様子は十分に確認でき、顔の向きや姿勢、手足の動きなども把握しやすい印象でした。映像の遅延もほとんど感じませんでした。
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筆者撮影
カメラの画角にも余裕があります。今回は成人男性による検証となりましたが、幅をとるチャイルドシートであっても全体をしっかりと映してくれそうです。細かな角度調整も簡単なので、車種を問わず設置しやすそうな印象でした。
夜間や暗い場所では、ナイトビジョン機能へ自動で切り替わります。映像は白黒表示になりますが、表情や姿勢を確認するには十分な視認性を確保していました。
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筆者撮影
運転中にモニターを見続けることは安全運転の妨げになりますが、ミマモ2を使えば、ルームミラーへ視線を移す感覚で子どもを見守ることができます。後部座席を直接振り返るよりもハラハラせず、必要なタイミングで安全確認できるのもメリットといえるでしょう。
5. 「音」で知らせる新機能も便利!人の顔に限定して検知
ミマモ2から実装された「窓際危険お知らせ機能」についても試してみました。
あらかじめ設定したエリアに人が近づくと、モニター画面と音で知らせてくれる機能で、パワーウインドウの挟み込みなど、窓付近で起こり得る事故への注意を促してくれます。
モニターの設定で範囲指定する仕様で、検知してほしいエリアなども細かく調整することができます。タッチパネルではないため、フレームはモニター側面のボタンでポチポチ動かします。
ボタンの反応がやや遅いこともあり、多少の時間がかかるので、お出かけ前ではなく事前に余裕のある時に設定しておくのがよさそうです。一度設定してしまえば、チャイルドシートの位置を変更しない限り、都度調整する必要がありません。
フレームは黄色枠で表示され、指定した範囲に人の顔が入りこんだ際にその部分が青色枠で表示され、モニターがアラートを鳴らします。今回試した範囲では人の顔以外には反応しなかったので、窓の外のオブジェクトに反応して誤アラートというケースは少なそうです。
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筆者撮影
映像だけでなく、音でも安全を見守ることができるのは、ミマモ2ならではの魅力といえるでしょう。
このほか、エンジンを停止すると子どもの確認を促す「エンジンOFF時のお知らせ機能」というものもあります。
当たり前に思えるかもしれませんが、実際に夏場に子どもが車内に取り残されて熱中症になる事案は後を絶ちません。「うっかり」を防ぐためのサポート機能として搭載されている点は安心材料の一つといえます。
6. 車内だけじゃない。ベビーベッドやペットの見守りにも活躍
ミマモ2は車載ベビーモニターとして特化した製品ですが、実は車内以外のシーンでも十分に活用することができます。
以前は別売だった専用三脚が、2代目からは標準同梱されており、ベビーベッドを見守るベビーモニターとして、あるいはペットの見守りモニターとしても使用しやすくなっています。
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筆者撮影
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出所:株式会社慶洋エンジニアリング
2万円台と高価な商品なので、車内での見守り以外の用途にも活躍の場があることは、コスパを重視する人にとっては、うれしいポイントです。
酷暑の夏場は車中の子どもの状況もより気を遣って見守る必要があります。安全運転との両立もしやすいミマモ2は、こうした保護者の不安を和らげてくれるアイテムとして、うってつけといえそうです。
参考資料
大蔵 大輔