家計簿を記録し続けるには、いくつかのポイントを抑えることが大事です。最後に、ポイントを3つに分けて紹介します。
ルールを細かくしすぎない
細かくルールを設定する必要はありません。家計簿の記録と聞くと、きっちりやらなければならないという気持ちを持つ人もいるでしょう。
しかし家計簿は、基本的に役所や税務署へ提出することはありません(確定申告が絡む場合などは除く)。そのため、ルールは多少いい加減でも大丈夫です。
このようにルールを少し崩すと、家計簿の記録が続くかもしれません。
・1円未満切り捨て
・支払項目(食費・交通費など)のみを記入し、支払先は記入しない
極端な話、家計簿の内容は自分さえ分かればいいため、細かく記入する必要はありません。前述で述べたように、支払った年月日、内容、金額が分かれば大丈夫です。
つけ忘れがあっても落ち込まない
家計簿のつけ忘れが起こることもあるでしょう。しかし、つけ忘れても落ち込む必要はありません。なぜなら、数日間まとめて記録すればいいだけだからです。
仮に漏れに気付かなかったとしても数百円程度であれば、過敏になる必要はありません。
スマホのアプリを活用する
スマホの家計簿アプリを利用して、記録するのも方法です。スマホであれば、外出先でも気軽に記録できます。
出退勤の合間や、昼休みなど、空いた時間に記録すれば、帰宅後に入力する必要はありません。無料でダウンロードできるアプリもありますので、自身に合うアプリを使うといいかもしれません。
まとめ
お金に関する不安を持っていて、老後資金を貯めたり資産を築いたりしたい人は、家計簿を記録して貯蓄額を増やすことに取り組むのも1つの手です。
家計簿を記録する期間が長いほど、自分のお金の使い方に、どのような特徴があるか分かります。ぜひ自分に合った方法で、家計簿を付けてみてください。
津田 剣吾