2019年10月に消費税が8%から10%に引き上げられます。「増税前に買っておくべきものは何かないかな?」と考えている方も多いのではないでしょうか。消費税が上がるのは2%ですが、この2%ってかなり大きいですよね。

この記事では増税までに駆け込んでもまだ間に合う買うべきもの・買わなくていいものをご紹介します。

増税前に買っておくべきもの

「セールや値引きがほぼないもの・高価なもの」が増税前に買っておくべきものの条件です。ある程度金額が大きい方が増税後のインパクトも大きいため、どうせ買う予定なら今買っておいたほうがおトクです。ちなみにもう増税目前のため「家・車・リフォーム」など、今からでは購入が間に合わないものはこの記事では省いています。

電化製品・家具

冷蔵庫や洗濯機、エアコンなど白物家電とよばれているものは、普段からあまりセールにならないため増税前に購入してもいいでしょう。家具もまとまった金額になるため、購入を検討しているなら増税前に購入することをおすすめします。

家電や家具を購入すると軽く10万円をこえることが多いもの。8%の消費税で10万円のものを購入した場合は8,000円の消費税、10%の場合は10,000円の消費税です。9月に買うか10月に買うかで2,000円以上の金額の違いがあります。この違いはかなり大きいですよね。

ちなみにわが家では子ども部屋をそろそろ準備しようとしていたため、エアコン・学習机・イスを増税前に購入する予定です。

デパートの化粧品

いつもデパートコスメ(デパコス)を使っている方は増税前に買ってストックしておくといいでしょう。デパコスはほとんど値引きされることがないため、増税後もセールになる確率はきわめて低いと考えられます。化粧品は未開封なら長期間保存ができるものが多くあります。いつも使っているコスメならまとめて買っておいてソンはないですよ。

定期券

定期券は※経過措置の対象となるため増税前に購入したものは増税後も、定期券の使用期限まで追加料金なしで使用することができます。会社員の方は会社から定期代を支給されるためあまり関係がないかもしれません。一方で電車通学をしている学生の子どもがいる家庭は、定期券を増税前に購入しておくとおトクですよ。

注意点としてICカードにチャージしたお金は現金として扱われるため、経過措置の対象外です。10月以降にICカードを使用した場合は増税分の2%を上乗せした金額が引かれます。

※平成31年10月1日以後適用する「消費税率等に関する経過措置」

ブランド品やアクセサリー

ブランド品や高価なアクセサリーなど普段セールにならないものをいつか買う予定なら、増税前に買っておきましょう。例えば30万円のブランドバックの消費税は8%なら24,000円、10%なら30,000円。なんと6,000円も差が出てしまいます。

冠婚葬祭用のパールのネックレスなども値引きされない定番商品のため人気のようですよ。いつも年末に自分へのごほうびで高価なブランドものやアクセサリーを購入している方は、増税前のタイミングに前倒しにしてみるのはいかがでしょうか。

増税前に買わなくてもいいもの