海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がYouTubeで注目を集めています。
今回、LIMO編集部がピックアップするのは、YouTubeアカウント「@PetsInLove」さんの投稿。
灼熱の道路脇で倒れていた生後約3カ月の子犬が保護されて新たな家族と出会い、笑顔を取り戻していく軌跡を動画で紹介してくださっています。
執筆時点で7万4000回再生、約4200件のいいねがつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。
また記事中では、犬猫の入手経路や経費の現状についても解説していきます。
※投稿の画像は【写真】をご参照ください。
1. この記事の3つのポイント
-
「助からないかもしれない」と思われた子犬を支え続けた、救助スタッフの献身的なケア -
絶望の中でも人を信じ、小さく尻尾を振った子犬。優しい家族の愛に包まれて暮らす現在の姿 -
「命を救う現場」を支える専門職の経済的リアル。獣医師・動物看護の年収はいくら?
2. 【焼けたアスファルトで衰弱】小さく尻尾を振った子犬
海外のSNSで話題になっているのは、過酷な環境から救い出された子犬の物語です。保護されたのは生後約3カ月の子犬「Ember(エンバー)」。
エンバーは灼熱の道路脇で、倒れているところを発見されました。どれほど長い時間そこにいたのかは分かりません。体は肋骨が浮き出るほど痩せ細り、熱くなったアスファルトで脚にはやけどを負っていました。
救助に駆けつけたスタッフは、そのあまりにも衰弱した姿に言葉を失ったといいます。
しかしエンバーは人々を見つめて、小さな尻尾をそっと動かしました。その弱々しい尻尾の動きには、「見捨てないで」という願いが込められているようでした。
救助スタッフはエンバーを優しく抱き上げ、すぐに動物病院へと搬送したのでした。
3. 【命をつなぐケアの先に】自分の力で立ち上がったエンバー
診察の結果、重度の脱水症状と貧血に加え、体力を奪う寄生虫の感染も確認。命に関わるほど危険な状態だったため、点滴や輸血、寄生虫の駆除などの処置が直ちに始められたそうです。
保護から数日間は、生き延びられるかどうか誰にも分からない状況でした。
それでもスタッフたちはエンバーのそばを離れず、やけどを負った足を丁寧に手当てしながら、優しく声をかけ続けました。
治療を続けるうちに、エンバーの体には少しずつ変化が現れました。あるとき、短い時間ではあるものの、自分の力で立ち上がることができたそうです。
その後は自分から食事をとるようになり、日を追うごとに瞳にも明るさが戻っていきました。
初めて温かいお風呂に入ったあとは、スタッフの腕の中で安心したように深い眠りについたといいます。
4. 【小さな尻尾がつないだ未来】家族の愛に包まれるエンバー
エンバーは現在、優しい家族に迎えられ、おもちゃで遊んだり、温かなベッドで眠ったりと、愛情に包まれた毎日を過ごしています。
動画には、家族に甘えながら尻尾を元気いっぱいに振る姿も。保護された当時、かすかに揺れていた小さな尻尾は、今では幸せを全身で表現するように動いていました。
コメント欄を見ると
- 「こんなに大きく美しく成長したなんて、本当に信じられない」
- 「彼女がたくさんの愛と幸せに恵まれますように」
など、エンバーの変化に感動する声が多数寄せられていました。
投稿者は動画の最後で、「体は限界でも、エンバーの心は人を信じることを選んだ。そして、小さな尻尾のひと振りが、新しい人生の始まりとなった」とメッセージを送っています。
どんなに過酷な状況でも、誰かを信じる気持ちが未来を変えることがある。エンバーの物語は、そんな希望を私たちに教えてくれます。
――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。
5. 著者からの一言コメント
エンバーが瀕死の状態でも、尻尾を振った場面がとても印象に残りました。つらい経験をしてきたはずなのに、人を信じようとする姿に胸が熱くなります。
私たちは「助ける側」に目が向きがちですが、その優しさを受け入れようとする勇気もまた、奇跡を生む大切な力なのだと感じました。(ライター ひぐち えみ)




