4. 2026年度の給付額はいくら?
年金生活者支援給付金の給付額は、公的年金と同じく毎年度見直しが行われます。物価変動率等と連動するしくみで、2026年度は前年度から3.2%の増額となりました。
4.1 2026年度の給付基準額
月額5620円、年間にすると6万7440円です。決して大きな金額ではないかもしれませんが、たとえば食費の一部や光熱費の補填として考えると、受け取れるかどうかは家計にとって無視できない差ではないでしょうか。
老齢年金生活者支援給付金は「基準額5620円」がそのままもらえるわけではなく、保険料の納付済期間によって実際の金額が変わります。免除期間がある方は別途加算される仕組みになっているので、詳細は日本年金機構に確認してみてください。
3種類の給付基準額(月額)は以下のとおりです。
- 老齢年金生活者支援給付金(基準額):5620円
- 障害年金生活者支援給付金:障害等級1級 7025円・2級 5620円
- 遺族年金生活者支援給付金:5620円
老齢については、この基準額をもとに保険料納付済期間等によって個別に計算されます。40年間(480カ月)すべて納付した方は基準額の満額、未納や免除期間がある場合はその割合に応じて調整されます。
5. 支給は1回限りじゃない。
年金生活者支援給付金に関して、よく「1回もらったらそれで終わり?」と思われる方がいらっしゃいます。
そんなことはなく、支給要件を満たし続ける限り、翌年度以降もずっと受け取ることができます。
また、一度申請すれば毎年手続きをし直す必要はなく、継続して支給される仕組みです。
夫婦2人とも要件を満たしていれば、2人それぞれが受け取ることができます。
「どちらか1人だけ」というルールはありません。世帯の中に対象になる方が複数いる場合は、まとめて確認してみてください。
受給額は個々で異なりますが、基準額と同じだと月額5620円、年間で約6万7000円。
たしかに大きな金額ではないかもしれません。しかし、物価高が続く今の暮らしの中では、決して小さくない数字だと感じます。
スーパーで買い物するたびに「え、こんなに?」とレジの合計を見て驚くことが増えたという方は少なくないでしょう。食料品も光熱費も、じわじわと上がり続けています。
そんな中で「もらえるはずのお金をもらっていない」はもったいないです。
まずはご自身が対象かどうかを確認してみてください。
参考資料
和田 直子

