海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。

今回、LIMO編集部がピックアップするのは、海外で動物保護をしているDiasozo Animal Rescue KarditsaさんのInstagramアカウント「@diasozoanimalrescue」の投稿。

シェルターから引き取られた12歳の老犬が、ヘルニアの手術に成功して元気に戻ってきた様子を動画で紹介してくださっています。

執筆時点で620回再生、約90件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。

また記事中では、犬猫の入手経路や経費の現状についても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

LIMOアニマル・ストーリー部
海外の動物保護施設から引き取られた12歳の老犬タチアナが、命のリスクを伴う大きなヘルニア手術を乗り越え、無事に元気を取り戻した感動的なエピソードを紹介します。身も心も軽やかになり笑顔を見せる姿は、多くの人々に勇気と感動を与えてくれました。また記事後半では、タチアナのように命を救う現場を支える獣医師や動物看護師の平均年収、労働環境の課題といったお金事情についてもわかりやすく解説しています。

1. この記事の3つのポイント

  •  ヘルニアを抱えていた老犬をシェルターから保護
  •  大きなリスクを乗り越えて、手術から元気に戻って来る
  •  「命を救う現場」を支える専門職の経済的リアル。獣医師・動物看護の年収はいくら?

2. 【シェルターから保護】ヘルニアを抱えた老犬

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出所:@diasozoanimalrescue

海外のSNSで話題になっているのは、シェルターから保護された老犬が、抱えていたヘルニアの手術に挑み、元気に戻ってくる様子です。

救われた犬の名前は「Tatiana(タチアナ)」。12歳を超えた、白くて小さなメスの老犬です。

タチアナは2年前にヘルニアの病気が発覚し、シェルターでは生き残れないと判断され、今の保護施設へ引き取られました。

高齢犬であるため、必要ではない限り手術は行わない意向だったようです。

しかし、お腹のヘルニアは大きく膨れてしまい、トイレに行くのも困難に…。

やむを得ない状況になり、タチアナはヘルニアを手術で切除することになりました。

3. 大きなリスクを覚悟の上、タチアナはヘルニアの手術へ

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投稿の画像

出所:@diasozoanimalrescue

12歳のタチアナにとって、手術は大きな挑戦となります。

心不全の不安も抱えるタチアナは、病院に到着した日からすぐに治療を開始します。

手術後のタチアナは、お腹に金具が装着されるなど、痛々しい姿をしていました。

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出所:@diasozoanimalrescue

手術後、タチアナは順調に回復へ向かいます。

小さな体で、大きなリスクを奇跡的に乗り越えたタチアナ。

頑張っているタチアナの頭を、スタッフは優しく撫でました。

4. 手術から回復したタチアナが元気に戻ってくる

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戻ってきたタチアナ

出所:@diasozoanimalrescue

ヘルニアの手術をしたタチアナが、再び施設に戻ってきました。

尻尾を振りながら近づいてくる姿は、元気そのものです。

コメント欄を見ると

  • 「手術が無事に終わってよかった!」
  • 「彼女の姿に驚く!」

など、手術の成功に喜ぶ人の声が寄せられていました。

ヘルニアに苦しんでいたタチアナは、身も心も軽やかになったのかもしれません。

タチアナの残りの人生が、より豊かで充実しますように!

――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。

5. 著者からの一言コメント

ライター 樋口郁美
12歳の犬は、人間の64歳〜68歳に値する年齢です。タチアナの残りの人生のためとはいえ、決断には大きな勇気が必要だったと思います。もう一度元気を取り戻したタチアナには、素敵な老後を送ってほしいですね!

6. 「命を救う現場」を支える専門職の経済的リアル。獣医師・動物看護の年収はいくら?

獣医師の平均年収は680万5000円5/5

獣医師の平均年収は680万5000円

Lee Charlie/shutterstock.com

レスキューされた動物の病気やけがを治療したり、避妊・去勢手術といった医療措置をおこなうのが獣医師や動物看護といった動物医療専門職です。

ここでは、動物たちの命を救い、守るために大切な役割を担う彼らのお金事情について紹介します。

厚生労働省が、「令和7年 賃金構造基本統計調査」を元に公表している就業者統計データによると、全国の獣医師の平均年収は680万5000円。平均年齢は38.7歳。

また、動物看護の仕事に従事している人の平均年収は351万9000円、平均年齢は38歳という結果になっています。

命を預かるハードな業務内容に対し、給与や労務環境の整備が課題となる側面もあるのが実情です。

日本動物看護職協会が2020年7月1日に公表した「動物看護師の勤務実態に関するアンケート調査」によると「現在の給料に満足していますか?」という質問に対して、「満足」と答えた人の割合が7.8%なのに対し、「不満」が35.1%、「非常に不満」が19.4%と過半数の人が現状に満足していないと回答しました。

一方で、2022年には「愛玩動物看護師」が国家資格化され、現場での役割はさらに重要性を増しています。

社会的ニーズが高まる中、動物医療を支える専門職の待遇や年収が今後どう推移していくか注目されます。

〈〈「猫がいるくらしとお金」についてもっと知りたい方はこちら〉〉

参考資料

樋口 郁美