海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。

今回、LIMO編集部がピックアップするのは、海外で動物保護をしているCompassion Without BordersさんのInstagramアカウント「@compassionwithoutborders」の投稿。

メキシコで救出した4匹の犬の中に、巨大な腹部ヘルニアに苦しむ犬が…。手術を乗り越えて回復した姿を写真と動画で紹介してくださっています。

執筆時点で280件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。

また記事中では、犬猫の入手経路や経費の現状についても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

LIMO アニマル・ストーリー部
海外の保護団体がメキシコで救出した4匹の犬のうち、お腹に巨大なヘルニアを抱えていた「ムーラン」の手術と無事な回復を描いた感動的な話題を取り上げました。過酷な環境から救われ元気に遊ぶ姿を紹介するとともに、命を救う現場を支える獣医師や動物看護師の平均年収などの現実的なお金事情もわかりやすく解説します。

1. この記事の3つのポイント

  •  メキシコで救助した4匹の犬の中に巨大なヘルニアに苦しむ犬を発見
  •  手術を経て楽しく遊ぶまで回復した姿に感動
  •  「命を救う現場」を支える専門職の経済的リアル。獣医師・動物看護の年収はいくら?

2. メキシコで【医療手当が必要な4匹の犬】を救助

海外のSNSで話題になっているのは、メキシコで医療手当が必要な4匹の犬を救助し、そのうちの1匹が腹部ヘルニアの手術を受けて回復する様子です。

4匹の犬はひどく汚れているだけでなく、ノミやダニの予防、栄養状態にも不安を抱えています。

早急な医療手当が必要だと判断したCompassion Without Bordersさんは、4匹の犬を路上から救出しました。

3. 1匹の犬に巨大な腹部ヘルニアが見つかる

救出した白い犬たちは、長い毛が束になるほど汚れがたまっていて、クリーム色の被毛がすっかり茶色になっています。

しかし犬たちは、救出されたことでどこか安心したような表情にも見えます。

4匹のうちの1匹、「Mulan(ムーラン)」と名付けられた耳の大きな犬は、巨大な腹部ヘルニアで苦しんでいました。

お腹がぷっくりと膨れ上がり、かなり痛々しい状況であることがわかります。

手術で切除を行うとのことですが、回復するのかが気がかりです。

4. 手術を受けて…回復したムーランの姿

グレープフルーツほどの大きさがあったという腹部ヘルニアは、手術で切除されました。

手術後のムーランはサポーターを巻いていますが、光を追うほど元気に回復しているようです。

コメント欄を見ると

  • 「救ってくれてありがとう!」
  • 「ムーランはとっても可愛い!」

など、スタッフを称賛する人の声や、回復したムーランに喜ぶ人の声が寄せられていました。

劣悪な環境から救出された4匹の犬は、新しい人生の門出に立っています。

ムーランがいち早く全快し、救出された4匹の快適な暮らしが続きますように!

――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。

4.1 著者からの一言コメント

LIMO アニマル・ストーリー部

救出された4匹の犬たちが、これまでどのような過酷な人生を送ってきたのかと思うと胸が苦しくなります。あのように大きなヘルニアを抱えていたムーランは、さぞかし辛い日々だったのではないでしょうか…。今回の救出を機に、4匹の犬にさらなる幸せが訪れることを願うばかりです。

5. 「命を救う現場」を支える専門職の経済的リアル。獣医師・動物看護の年収はいくら?

獣医師の平均年収は680万5000円5/5

獣医師の平均年収は680万5000円

Lee Charlie/shutterstock.com

レスキューされた動物の病気やけがを治療したり、避妊・去勢手術といった医療措置をおこなうのが獣医師や動物看護といった動物医療専門職です。

ここでは、動物たちの命を救い、守るために大切な役割を担う彼らのお金事情について紹介します。

厚生労働省が、「令和7年 賃金構造基本統計調査」を元に公表している就業者統計データによると、全国の獣医師の平均年収は680万5000円。平均年齢は38.7歳。

また、動物看護の仕事に従事している人の平均年収は351万9000円、平均年齢は38歳という結果になっています。

命を預かるハードな業務内容に対し、給与や労務環境の整備が課題となる側面もあるのが実情です。

日本動物看護職協会が2020年7月1日に公表した「動物看護師の勤務実態に関するアンケート調査」によると「現在の給料に満足していますか?」という質問に対して、「満足」と答えた人の割合が7.8%なのに対し、「不満」が35.1%、「非常に不満」が19.4%と過半数の人が現状に満足していないと回答しました。

一方で、2022年には「愛玩動物看護師」が国家資格化され、現場での役割はさらに重要性を増しています。

社会的ニーズが高まる中、動物医療を支える専門職の待遇や年収が今後どう推移していくか注目されます。

〈〈「猫がいるくらしとお金」についてもっと知りたい方はこちら〉〉

参考資料

樋口 郁美