海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。

今回、LIMO編集部がピックアップするのは、海外で動物保護をしているCats Of San BernardinoさんのInstagramアカウント「@catsofsanbernardino」の投稿。

首にチューブが巻きついた状態で救助した猫を、別の現場で再び保護…。里親の元で暮らす現在までの姿を動画で紹介してくださっています。

執筆時点で72万1000回再生、約4万2000件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。

また記事中では、犬猫の入手経路や経費の現状についても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

LIMO アニマル・ストーリー部
海外の保護団体が首に危険なチューブが巻きついた猫を救出し、その後2度目の困難も乗り越えて温かい里親のもとで幸せを掴むまでの感動的なエピソードを取り上げました。厳しい環境にいた猫が安心して過ごせるようになる姿とともに、命を救う現場で働く獣医師や動物看護師の平均年収などの現実的なお金事情も分かりやすく解説します。

1. この記事の3つのポイント

  •  首にチューブが巻きついた猫を救出
  •  3年後シェルターから再び保護され、別の里親の手に渡る
  •  「命を救う現場」を支える専門職の経済的リアル。獣医師・動物看護の年収はいくら?

2. 【首にチューブが巻きついた猫】「クレオパトラ」を救出

海外のSNSで話題になっているのは、首にチューブが巻きついていた猫を2度にわたって保護する事態になったものの、新しい里親の元で幸せな生活を掴んだ様子です。

救われたメス猫の名前は「Cleopatra(クレオパトラ)」。

トラ柄で鋭い目をしたクレオパトラに、思わぬ悲劇が起こります。

首に太いチューブ状のものが巻きついた状態で、クレオパトラは救助されました。

立ち会い人の話によると、クレオパトラは数ヶ月前に子猫を産んだようで、保護団体は子猫を先に引き取って行ったんだとか。

クレオパトラは罠にかかった可能性もゼロではないようで、残酷な扱いを受けていた様子が伝わってきます。

Cats Of San Bernardinoさんたちは、すぐにチューブの切除のために獣医師の元へ向かいます。

3. 【3年後再び保護】ようやく安住の地を手に入れる

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新しい里親の元で過ごすクレオパトラ

出所:@catsofsanbernardino

巻きついたチューブを切除した後、クレオパトラに里親が見つかります。

しかし3年後、クレオパトラは里親に捨てられたのか、マイクロチップを手がかりに連絡が届きました。

再び、クレオパトラをシェルターから引き取ることになったCats Of San Bernardinoさん。

2度も悲しい経験をしたクレオパトラですが、素敵な里親が見つかりました!

ようやく安住の地を手に入れたクレオパトラは、のんびりと幸せそうに過ごしているようです。

コメント欄を見ると

  • 「2回救ってくれて感謝します!」
  • 「素晴らしい人生を過ごしてね」

など、2度救われたクレオパトラへの声援が集まっていました。

「引き取ってくれてありがとう!」と、里親に名乗り出た人への称賛も多く寄せられ、素晴らしいハッピーエンドに感動する声も絶えませんでした。

クレオパトラの穏やかな人生が続くことを祈ります。

――以上、海外のSNSで話題の猫ちゃんでした。

LIMO アニマル・ストーリー部

辛い経験ばかりだったクレオパトラ。首にチューブが巻きついた状態は、見るに耐えないものがあります。今のクレオパトラの姿は、そんな過去があったようには思えないほど安心しきった表情で、こちらも幸せな気持ちになりました。

3.1 著者からの一言コメント

 

4. 「命を救う現場」を支える専門職の経済的リアル。獣医師・動物看護の年収はいくら?

獣医師の平均年収は680万5000円3/3

獣医師の平均年収は680万5000円

Lee Charlie/shutterstock.com

レスキューされた動物の病気やけがを治療したり、避妊・去勢手術といった医療措置をおこなうのが獣医師や動物看護といった動物医療専門職です。

ここでは、動物たちの命を救い、守るために大切な役割を担う彼らのお金事情について紹介します。

厚生労働省が、「令和7年 賃金構造基本統計調査」を元に公表している就業者統計データによると、全国の獣医師の平均年収は680万5000円。平均年齢は38.7歳。

また、動物看護の仕事に従事している人の平均年収は351万9000円、平均年齢は38歳という結果になっています。

命を預かるハードな業務内容に対し、給与や労務環境の整備が課題となる側面もあるのが実情です。

日本動物看護職協会が2020年7月1日に公表した「動物看護師の勤務実態に関するアンケート調査」によると「現在の給料に満足していますか?」という質問に対して、「満足」と答えた人の割合が7.8%なのに対し、「不満」が35.1%、「非常に不満」が19.4%と過半数の人が現状に満足していないと回答しました。

一方で、2022年には「愛玩動物看護師」が国家資格化され、現場での役割はさらに重要性を増しています。

社会的ニーズが高まる中、動物医療を支える専門職の待遇や年収が今後どう推移していくか注目されます。

〈〈「猫がいるくらしとお金」についてもっと知りたい方はこちら〉〉

参考資料

樋口 郁美