海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。

今回、LIMO編集部がピックアップするのは、海外で動物保護をしているDiasozo Animal Rescue KarditsaさんのInstagramアカウント「@diasozoanimalrescue」の投稿。

畑に捨てられていた子犬が救助され、元気になった姿を動画で紹介してくださっています。

執筆時点で約130件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。

また記事中では、犬猫の入手経路や経費の現状についても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

LIMOアニマル・ストーリー部
LIMOアニマル・ストーリー部

今回は、畑に捨てられて弱っていた子犬のウルフィーが保護され、元気を取り戻すまでの物語に注目しました。最初は不安で怯えていた子犬が、温かい手当てや仲間たちとの出会いを通して元気いっぱいに走り回る姿は、命の大切さを教えてくれます。

また記事の後半では、こうした動物たちを救う現場で働く獣医師や動物看護師の年収など、リアルなお金事情についても解説しました。動物を愛する多くの方に届けたい内容です。

1. 3つのポイントの見出し

  •  畑に捨てられて衰弱していた子犬を救助
  •  仲間の犬がいる施設で少しずつ回復する様子を見せる
  •  「命を救う現場」を支える専門職の経済的リアル。獣医師・動物看護の年収はいくら?

2. 【畑に捨てられていた子犬】「ウルフィー」を救助

海外のSNSで話題になっているのは、畑に捨てられていた子犬が救出され、治療ケアを受けながら、仲間のいる施設で元気を取り戻す様子です。

救われた子犬の名前は「Wolfie(ウルフィー)」。

生後3ヶ月半くらいのオス犬で、黒と茶色が入り混じる長毛と、コリーやラッシー犬のような鼻先まで長い顔つきが特徴です。

子犬といっても小型犬程度のサイズがあり、スラッと伸びた足を持っています。発見者から連絡を受けたDiasozo Animal Rescue Karditsaさんが向かうと、芝生の中に隠れて怯えた様子を見せたんだとか。

体は痩せ細っており、皮膚もひどい状態だったそうです。

スタッフの女性が近づくと怖くて震えていたようですが、数分後には怖がらなくてもいいとわかったように身を任せました。

どのくらい不安定な日々を送っていたのかは不明ですが、弱い子犬を置き去りにするのは許されざる行為です。

3. 【救助された子犬】施設で治療を始める

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投稿の画像

出所:@diasozoanimalrescue

救助されたウルフィーは、皮膚にトラブルを抱えていました。耳をよく見ると、赤くただれた部分を確認できます。

かなり痩せ細っていたそうですが、力を振り絞って立つ姿を見せます。

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投稿の画像

出所:@diasozoanimalrescue

ウルフィーは皮膚の治療を開始します。

まだどこか、緊張したような面持ちを見せるウルフィー。

食事もしっかり取りながら、少しずつリラックスした姿を見せるようになったそうです。

4. 【仲間たちに囲まれて】元気に遊べるまで回復

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現在のウルフィー

出所:@diasozoanimalrescue

現在、小さな村の施設で過ごしているウルフィー。

大勢の仲間の犬たちに囲まれて、子犬らしく元気に遊ぶ姿を見せてくれました。

コメント欄を見ると

  • 「美しい男の子ですね!」
  • 「救ってくれてありがとう」

といった声が寄せられていました。

皮膚の治療と適切な食事により、すっかりウルフィーは元気を取り戻したようです。

温かいベッドとおもちゃがある、普通の暮らしを手に入れたウルフィーの表情からは、畑で救出された当時の不安は消えているようにも見えます。

ウルフィーが元気に成長し、ますます充実した日々を送れますように。

――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。

5. 著者からの一言コメント

ひとりぼっちで畑にいたウルフィーは、どれだけ不安だったのだろう…と胸を痛めながら執筆しました。

深刻な事態になる前に救助したスタッフさんには、心から感謝の気持ちを送りたいです。(ライター 樋口郁美)

6. 「命を救う現場」を支える専門職の経済的リアル。獣医師・動物看護の年収はいくら?

獣医師の平均年収は680万5000円5/5

獣医師の平均年収は680万5000円

Lee Charlie/shutterstock.com

レスキューされた動物の病気やけがを治療したり、避妊・去勢手術といった医療措置をおこなうのが獣医師や動物看護といった動物医療専門職です。

ここでは、動物たちの命を救い、守るために大切な役割を担う彼らのお金事情について紹介します。

厚生労働省が、「令和7年 賃金構造基本統計調査」を元に公表している就業者統計データによると、全国の獣医師の平均年収は680万5000円。平均年齢は38.7歳。

また、動物看護の仕事に従事している人の平均年収は351万9000円、平均年齢は38歳という結果になっています。

命を預かるハードな業務内容に対し、給与や労務環境の整備が課題となる側面もあるのが実情です。

日本動物看護職協会が2020年7月1日に公表した「動物看護師の勤務実態に関するアンケート調査」によると「現在の給料に満足していますか?」という質問に対して、「満足」と答えた人の割合が7.8%なのに対し、「不満」が35.1%、「非常に不満」が19.4%と過半数の人が現状に満足していないと回答しました。

一方で、2022年には「愛玩動物看護師」が国家資格化され、現場での役割はさらに重要性を増しています。

社会的ニーズが高まる中、動物医療を支える専門職の待遇や年収が今後どう推移していくか注目されます。

〈〈「猫がいるくらしとお金」についてもっと知りたい方はこちら〉〉

参考資料

樋口 郁美