3. 【宅建士が解説】住宅ローン特約とは

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住宅購入のときのお金に関して、もう一つ意識しておきたいのが住宅ローン特約です。

住宅ローン特約とは、住宅ローンを利用して物件の購入を行う際、万が一審査に落ちて融資を受けられなかった場合に売買契約を解除できる取り決めです。

特約を使えば、ローンが承認されなかった場合でも、違約金の負担なく契約を白紙に戻せます。

支払った手付金も返還されるのが一般的なため、買主にとっては大きな安心材料になります。

3.1 ローン特約の注意点

ローン特約で多いのは、「期限を過ぎて解除できない」「契約書の条件が曖昧で特約を使えない」といったトラブルです。

たとえば、ローン特約を結んで審査に落ちても買主が期限内に解除の意思表示をしなければ、手付金の放棄や違約金が発生することがあります。

また、金融機関名や借入金額、解除期限が明記されていない場合、「別の金融機関なら借りられるのでは」と判断され、解除をめぐって揉める可能性もあります。

トラブルを防ぐには、契約前にローン特約の条件を具体的に記載し、期限内に申込・通知を行うことが重要です。

3.2 引き渡し前の注意点

購入代金を支払う前(決済前)にも、注意が必要です。物件の引渡し前には、建物の状態や契約内容と相違がないか確認しましょう。

内覧会や施主検査で傷・汚れだけでなく、設備の不具合、ドアや窓の開閉、水回り、図面との違いも見ておく必要があります。

不具合があれば、補修内容と期限を書面で残しましょう。保証書や建築確認済証、鍵の本数なども確認し、納得したうえで進めることが大切です。

4. 【宅建士が解説】本記事のまとめ

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売買契約から引き渡しまでの手続きを丁寧に進めることで、万が一のトラブルを予防できます。

事前審査のタイミングや住宅ローン特約の内容を確認し、万が一に備えた無理のない資金計画を立てておきましょう。

参考資料

狩俣 瑞季