“1日1ページ、ドリルをやってみよう”という目標を立て、息子に勉強を教えるという初の試みのスタートです。息子は、机に向かって作業に取り組むということは嫌いではないようで、1日1回10分程度の学習であれば楽しめているようでした。
それから2週間ほどが経ち、息子との学習についていくつかの気付きがありました。
・ひらがな学習のドリルはまだ早すぎた
・ハサミやのりを使って工作するのが得意!
・お風呂のひらがな表は大正解!50音をすぐに暗記できた
・1日1回は大変。週に2~3回がベスト
ひらがな学習のドリルは、まだえんぴつを思うように操作できない息子にとって、かなり難易度が高いように感じました。まずは迷路遊びなどをして、えんぴつの扱いを学ぶことが先なのでしょう。しかし勉強タイムを始めたことにより、息子がハサミやのりを器用に使いこなすことや50音をスムーズ暗記できたことから、記憶力は決して悪くはないということに気付くことができました。
また同時に、わが子とよその子どもと比べたことを反省しました。よその子どもに比べてわが子ができないことに注目するのではなく、わが子ならではのよさや得意なことに気付き、尊重することが親の大切な役目のだろうと思いなおしたのです。
わが子の成長を心から喜べる親でありたい
よその子どもにできて、わが子にできないことに気付いてしまうと、どうしても焦りが出てしまうのが親の心理ではないでしょうか。しかし1人ひとりの顔が違うように、得意・不得意なことも人それぞれ。比べる必要なんてありません。どんなに些細なことでもわが子の成長を心から喜び、肯定することこそ親の務めなのではないでしょうか。
上田 みどり