貯金額が増えていくと、節約の成果を感じられて達成感を得られますよね。「この調子でどんどん節約していこう!」とやる気がみなぎることもあるでしょう。

しかし、見境なく節約に取り組んでいると、知らないうちに損をしてしまう可能性もあります。「こんなことになるなんて…」と後悔しないためにも、「損をする節約」について学んでおきましょう!

損をする節約とは

さっそく、損をする節約の事例をチェックしていきましょう。たとえお金がもったいないと感じても、以下のような節約は避けておいた方が安心です。

自分の可能性を狭める節約

自分のスキルや知識を高めると、将来の可能性を広げることができます。「習いごと代がもったいないから」「書籍代が惜しいから」という理由で、興味のある分野を諦めてしまうのは控えておきましょう。

ただし、「通いきれないほどの習いごとに申し込む」「図書館で手に入る本を全て購入する」といった行為は積極的に見直すべきです。どうすれば費用を抑えつつ自分磨きができるのかを考え、工夫してみましょう。

友人を失う節約

「自分に使うお金さえ惜しいのに、他の人への贈りものなんて買いたくない」と感じるケースもあるでしょう。だからといって、相場より安いプレゼントで済ませたり、ご祝儀をケチってしまったりすると、あなた自身の価値が下がってしまいます。

もしかすると、周囲の人に「こんな人とは、もう関わらないでおこう」と思われてしまうかもしれません。人間関係にまつわるものは、安く済ませようと考えないようにしておきましょう。

目標のない節約もNG!

節約には、それなりの努力が伴います。ときには、お金を思うように使えないストレスを感じる場面もあるでしょう。そのような試練を乗り越えるためにも、目標を設定してモチベーションを高めなければなりません。

反対に、目標がないまま節約に取り組んでいる状況が続くと、途中で諦めてしまうケースも珍しくありません。それどころか、今までの我慢が爆発して反動が起こる可能性も。せっかく節約して貯めたお金を、一気に使い果たしてしまっては意味がありませんよね。

努力が水の泡に…なんてことにならないためにも、節約する目標を定めておきましょう。「マイカーを買うために」「1000万円貯める」など、明確なゴールにしておくのがおすすめですよ。

今どきの貯蓄は「キャッシュレス」が鍵!?