キャッシュレスの導入によって、子供でもお金の管理がしやすくなり、親も管理しやすくなります。また、お金(現金)が盗まれるということが少なくなっていくかもしれません。その反面、セキュリティ対策に気を付けないといけなくなっています。データでお金のやり取りをするということで、決済は簡単にはなるものの、決済情報だけでなく自分の個人情報も流れるためです。
また、停電などの災害が起こると電子決済ができなくなるということも心配です。キャッシュレスで便利になったとしても現金は最低限、持ち歩いていた方がよさそうです。
まとめ
世界の他の国と比べるとキャッシュレスの普及率が低い日本ですが、この消費税導入に伴うポイント還元で、一気にキャッシュレス対応や利用者が高まりそうです。PayPayが今年の3月に行った100憶円キャンペーンでは、PayPayの知名度も利用者も大きく広がったということがあります。
お財布を持ち歩かなくてもよい時代になると、お財布を忘れて買い物にいったサザエさんの歌の意味がわからない若者が増えてくるかもしれません。テクノロジーによって、これまで当たり前のものも大きく変わってくるということになりそうですね。
【参考資料】
キャッシュレス・消費者関連事業(一般社団法人キャッシュレス推進協議会)
「キャッシュレス」(経済産業省産業省)
「平成30年度版 情報通信白書」(総務省)
「電子マネーとFeliCa対応スマートフォン利用に関するユーザー調査結果」(FeliCa Networks)
「100億円キャンペーン」(paypay)