5. まとめ
筆者が銀行員だった頃、「せっかくの休みだから、今日中に手続きを済ませたくて…」と、忙しい合間を縫って窓口を訪れる現役世代のお客様を多く目にしてきました。
日々の仕事や暮らしに追われる中で、資産形成にまで頭を回すのは本当に大変なことです。
最近はスマホで簡単に口座開設ができるようになったとはいえ、「次は何の銘柄を選べばいいの?」と調べているうちに面倒になり、「また今度にしよう」と後回しにしてしまうのも無理はありません。
しかし、今回のシミュレーション結果が示す通り、「お金をどこに置いておくか」という最初の選択は、10年、20年先の手元に残る資産額を大きく左右する分かれ道になります。
投資には元本割れのリスクがあり、未来の市場を完璧に見通すことはできません。ですが、長期の分散投資を前提とすれば、「複利効果」を最大限に味方につけ、ただ預金するよりもはるかに高いリターンを期待できるのも事実です。
新NISAによる積立投資の最大のメリットは、「一度設定してしまえば、あとは自動で長く続けられること」にあります。
日々の短期的な値動きに一喜一憂する必要はありません。まずは家計に無理のない範囲の金額から、一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
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- 投資に関する記述は、将来の運用成果を示唆または保証するものではなく、元本割れを含むリスクが存在します。本記事上の情報に起因、また関連して生じた損害や損失に関しては一切の責任を負いません。最終的な投資判断は、ご自身の責任において行ってください。
参考資料
和田 直子