夫は仕事で家にいないことが多く、物理的に女性の方が家事育児に向き合う時間が長いということも要因の一つかと思います。

女性は家事育児に向き合う時間が長い傾向にあるので、成功・失敗体験を積み重ねながらスキルを上げていくのに対し、男性は向き合う時間が短いのでスキルはなかなか上がらず…。

しかも、知らないことが多いので「知っている人がやった方が早い」という考えに甘えてしまい、やらなくなってしまうことは多いのかと思いました。

妻に話してみると「確かにそういう側面はあるかもしれないけど、うちは共働きなのになんで意識に差があるの?」とピシャリ。確かに、なんでだろう…。なんで妻はこんなに意識高く、家事や育児ができるんだ?なんでこんなに差があるんだ?

「私思うんだけど、男性は仕事に気持ちを全振りして、基本的に家を休む場所だと思ってない?」とのこと。確かに、その傾向はある気がする。

「家は休める場所だけど、休むための場所じゃないからね」という深いメッセージをいただきました。肝に銘じます。

夫は家事や育児のスキルが低い?

女性と比べて男性は家事や育児時間が少ないということも影響してか、苦手な傾向にあることも一因としてあるのではないかと思います。

夫が家事や育児をする意欲を持っているときには、ぜひ奥様方はやさしく教えてあげてほしい。そして、夫は妻が長い時間家事や育児に向き合っていることにリスペクトを示しながら、教わるべきなのかなと思います。

妻は「私は極論、リスペクトと結果だと思うよ」とのことでした。
妻が先にやったことへはリスペクトを示して、家事・育児をやっていると思われたいのなら、キチッとやった結果を示せば、妻から不満に思われることはないという話です。なるほど。僕もこれからは「ありがとう」と「黙ってやる」を意識します。

タスクの可視化は必要か

そんなことを考えていると、一度家事育児タスクを洗いだして、今僕がやれていないことを見つめなおして反省しようかと思い始めました。

妻に提案してみると「面倒くさい。私は食器洗いが一番嫌いだから、食器洗いさえしてくれればいいよ」ということでした。

なるほど、家事の中でも妻が苦手で嫌なことってあるよな。せっかくなら、そういうことから頑張りたいなと思います。

家事シェアの落としどころは夫婦によってそれぞれです。一度、話し合ってみてはいかがでしょうか。

柳沢 裕也