日産「エクストレイル」は、アウトドアシーンから日常使いまで幅広く支持されている人気SUVです。2022年にフルモデルチェンジした現行型(T33型)は、独自の電動パワートレイン「e-POWER」を全車に搭載し、力強い走りと高い燃費性能を両立しています。
そんなエクストレイルの購入や維持を検討する際に気になるのが、毎年納める「自動車税」ではないでしょうか。自動車税は車の排気量によって税額が決まるため、「エクストレイルだといくらになるの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
本記事では、エクストレイルの自動車税について、パワートレインごとの総排気量やグレード別の税額、グリーン化特例による減税の有無まで詳しく解説します。
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1. 【エクストレイルの自動車税】「排気量」で決まる自動車税額
自動車税は、車の「総排気量」に応じて税額が決まる仕組みです。排気量が大きいほど税額は高くなり、1000cc以下から6000cc超まで段階的に区分されています。
2019年10月1日以降に初回新規登録を受けた自家用乗用車に適用される「自動車税」の税額は以下の通りです。
なお、軽自動車税の納付先は市区町村、自動車税は都道府県です。
- 1000cc以下:2万5000円
- 1000cc超 1500cc以下:3万500円
- 1500cc超 2000cc以下:3万6000円
- 2000cc超 2500cc以下:4万3500円
- 2500cc超 3000cc以下:5万円
- 3000cc超 3500cc以下:5万7000円
- 3500cc超 4000cc以下:6万5500円
- 4000cc超 4500cc以下:7万5500円
- 4500cc超 6000cc以下:8万7000円
- 6000cc超:11万円
- 軽自動車:1万800円
ここで、現行型エクストレイル(T33型)のパワートレインと総排気量を見てみましょう。
- e-POWER(2WD/e-4ORCE):1497cc(1.5L 直列3気筒 VCターボ)
現行型エクストレイルは全車「e-POWER」を搭載しています。e-POWERはエンジンで発電し、走行は100%モーターで行うシリーズハイブリッドシステムで、搭載エンジンの総排気量は1497ccです。
したがって、エクストレイルの自動車税は「1000cc超 1500cc以下」の区分が適用され、税額は年額3万500円となります。2WDモデルも4WDの「e-4ORCE」モデルも同じエンジンを搭載しているため、駆動方式による税額の違いはありません。
2. 【エクストレイルの自動車税】「グリーン化特例」により減額される自動車税
エクストレイル自動車税1/2
出所:日産
自動車税には「グリーン化特例」と呼ばれる制度があり、環境性能に優れた車は新車登録の翌年度に限り税額が軽減されます。対象となるのは電気自動車(BEV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)などで、概ね75%の軽減が受けられます。
一方、エクストレイルが搭載する「e-POWER」はシリーズハイブリッド(HEV)に分類されるため、グリーン化特例による自動車税の軽減は対象外です。
2.1 エクストレイルのグレード別・自動車税一覧
現行型エクストレイルは全グレードで同じ1497ccのe-POWERエンジンを搭載しているため、自動車税は一律です。
- S(2WD):年額3万500円
- X(2WD):年額3万500円
- G(2WD):年額3万500円
- S e-4ORCE(4WD):年額3万500円
- X e-4ORCE(4WD):年額3万500円
- G e-4ORCE(4WD):年額3万500円
- AUTECH(2WD/e-4ORCE):年額3万500円
- AUTECH SPORTS SPEC(e-4ORCE):年額3万500円
- NISMO(e-4ORCE):年額3万500円
上記の通り、グレードや駆動方式にかかわらず、エクストレイルの自動車税は年額3万500円で統一されています。
3. 【エクストレイルの自動車税】まとめ
エクストレイル自動車税2/2
出所:日産
現行型エクストレイル(T33型)は全車e-POWERを搭載し、総排気量1497ccのエンジンを採用しています。そのため、自動車税は「1000cc超 1500cc以下」の区分が適用され、どのグレードを選んでも年額3万500円です。
グリーン化特例による自動車税の軽減は、e-POWER(HEV)が対象外であるためエクストレイルには適用されません。ただし、ハイブリッド車(HEV)は購入時の自動車重量税の優遇措置(エコカー減税 ※仕様により異なる)が受けられる場合があるほか、燃費性能の高さによる燃料代の節約も期待できます。
エクストレイルの購入を検討されている方は、自動車税だけでなく、自動車重量税や燃料費なども含めたトータルの維持費で比較検討してみてはいかがでしょうか。
参考資料
- 日産「エクストレイル 主要諸元表」
- 東京都主税局「自動車税」
- 総務省「地方税制度|自動車税・軽自動車税」
- 総務省「自動車関係諸税(車体課税+燃料課税)の概要」(PDF)
- 総務省「地方税制度|2019年10月1日、自動車の税が大きく変わります」
LIMO自動車部