トヨタ自動車で屈指の人気を誇る、高級ミニバン「アルファード」。
洗練されたデザインや贅沢な室内空間に魅了され、購入を検討している方も多いのではないでしょうか。
しかし、車を所有・維持する上で避けて通れないのが「税金」。
特に、原則毎年5月31日まで(※)に一括で支払う「自動車税(自動車税種別割)」は、維持費の中でも大きな割合を占めます。※2026年は当該日が日曜日のため翌6月1日まで
「アルファードの自動車税はグレードによって違うの?」
「ハイブリッドやPHEV(プラグインハイブリッド)なら安くなる?」
本記事では、そういった疑問を解決するべく、トヨタの公式情報や総務省、地方自治体の最新税制を基に、現行型アルファード(40系)の自動車税について分かりやすく解説します
※投稿の画像は【写真】をご参照ください。
※本記事に記載の税額および減税内容は、2026年5月時点の税制に基づいています。今後の税制改正等により内容が変更となる場合があります。
1. 【アルファードの自動車税】「排気量」で決まる自動車税額
自動車税は、毎年4月1日時点での車の所有者(ローン等で購入し、所有権が売主に留保されている場合は使用者)に課税される地方税です。
税額は、車のエンジンの総排気量によって段階的に決められています。
2019年10月1日以降に初回新規登録を受けた自家用乗用車に適用される「自動車税(種別割)」の税額は以下の通りです。
なお、軽自動車税の納付先は市区町村、自動車税は都道府県です。
- 1.0L以下:2万5000円
- 1.0L超 1.5L以下:3万500円
- 1.5L超 2.0L以下:3万6000円
- 2.0L超 2.5L以下:4万3500円
- 2.5L超 3.0L以下:5万円
- 3.0L超 3.5L以下:5万7000円
- 3.5L超 4.0L以下:6万5500円
- 4.0L超 4.5L以下:7万5500円
- 4.5L超 6.0L以下:8万7000円
- 6.0L超:11万円
- 軽自動車:1万800円
ここで、現行型アルファード(40系)のパワートレインと総排気量を見てみましょう。
- ガソリン車: 2493cc(2.5L直列4気筒エンジン)
- ハイブリッド車(HEV): 2487cc(2.5L+モーター)
- プラグインハイブリッド車(PHEV): 2487cc(2.5L+モーター/外部充電可)
上記のように、現行型アルファードはすべてのモデルが「総排気量2.0L超~2.5L以下」という税率区分に該当します。
この区分の標準税額は年額 4万3500円です。
そのため、基本的にはどのグレード(Z、Executive Loungeなど)を選んでも、毎年の自動車税のベースは同じ金額になります。
2. 【アルファードの自動車税】「グリーン化特例」により減額される自動車税
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先にお話ししたように、基本の税額は4万3500円です。
しかしながら、環境性能に優れた車を対象とした「グリーン化特例」により、新車を購入した翌年度の自動車税のみが大幅に軽減されるグレードが存在します。
なお、現在の税制において、自家用乗用車でグリーン化特例(自動車税の減税)の対象となるのは「PHEV(プラグインハイブリッド車)」や「BEV(電気自動車)」などに限られています。
通常のハイブリッド車(HEV)やガソリン車は「対象外」となっていることに注意が必要です。
アルファードの主要グレードとパワートレイン別の自動車税は下記のとおりです。
2.1 アルファードのグレード別・自動車税一覧
PHEV(プラグインハイブリッド車)
- 該当グレード(代表例): Executive Lounge(PHEV)
- 基本税額(年額): 4万3500円
- 新車購入の翌年度: 約1万1000円(グリーン化特例により約3万2500円減税)
- 3年目(登録の翌々年度)以降: 4万3500円
HEV(ハイブリッド車)
- 該当グレード(代表例): Executive Lounge(ハイブリッド) / Z(ハイブリッド)
- 基本税額(年額): 4万3500円
- 新車購入の翌年度: 4万3500円(減税なし)
- 3年目(登録の翌々年度)以降 : 4万3500円
ガソリン車
- 該当グレード(代表例): Z(ガソリン)
- 基本税額(年額): 4万3500円
- 新車購入の翌年度: 4万3500円(減税なし)
- 3年目(登録の翌々年度)以降: 4万3500円
3. 【アルファードの自動車税】維持費を賢く抑えるなら「PHEV」や「ハイブリッド」
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出所:トヨタ自動車
いかがでしたでしょうか。
現行型アルファード(40系)の自動車税は、ガソリン車・ハイブリッド車・PHEV問わず、基本的には一律 年額4万3500円 です。
なお、通常のハイブリッド車(HEV)は自動車税の翌年減税こそありませんが、購入時の環境性能割や重量税の優遇措置(※仕様により異なる)が受けられる場合があるほか、将来的に13年を超えても自動車税が増税(重課)されないという、長期保有における強いメリットを持っています。
アルファードのグレードやパワートレインを選ぶ際は、車両本体価格の差だけでなく、購入時の減税や毎年の自動車税、燃料代まで含めた「トータルの維持費」をシミュレーションしてはいかがでしょうか。
参考資料
- トヨタ自動車「トヨタ アルファード 減税・補助金 」
- トヨタ自動車「トヨタ アルファード デザイン」
- 東京都主税局「自動車税種別割|自動車と税金」
- 総務省「地方税制度|自動車税・軽自動車税」
- 総務省「自動車関係諸税(車体課税+燃料課税)の概要」(PDF)
- 総務省「地方税制度|2019年10月1日、自動車の税が大きく変わります」
LIMO編集部