1. 雇用形態による給与格差は大きい
全体平均の477.5万円という金額は、正規雇用と非正規雇用の双方を合算した数値です。これを雇用形態別に切り分けると、両者の間には明らかな隔たりが見えてきます。
正社員として働く人の平均給与が544.9万円であるのに対し、パートやアルバイトなどの正社員以外の層は206.3万円にとどまり、その金額差は338.6万円にものぼるのが現状です。
こうした格差は男女の区分でも顕著です。正社員の男性は608.6万円、女性は429.9万円となっています。一方で正社員以外では男性が271.1万円、女性が174.1万円という水準であり、雇用の形と性別の双方が個人の給与額を大きく左右していることがうかがえます。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
元銀行員/一種外務員資格(証券外務員一種)/LIMOマネー編集部金融ライター
一種外務員資格(証券外務員一種)。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて後方事務や法人営業部門のアシスタント事務を経験。その後、三井住友信託銀行に転職し、資産運用アドバイザー業務に約10年間従事。
15年以上にわたり金融機関に在籍し、現役世代からシニア層、富裕層まで延べ1000名以上の個人顧客に対し、資産運用コンサルティングや承継対策を提案。表彰歴多数。現在は、株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア『LIMO(リーモ)』、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』にて企画・執筆・編集・監修を幅広く担当。
15年以上の金融機関キャリアに加え、自身も20年以上の投資経験(投資信託・株式・FX・金など)を持つ。金融のプロ・現役投資家・生活者(出産・育児経験)の3つの視点から、年金制度の仕組み、社会保障、NISAや住宅ローン、相続まで分かりやすく解説。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数獲得。【2026年6月29日更新】