年を重ね、耳が聞こえにくくなったという方も多いのではないでしょうか。

高齢期の健康維持や認知症予防において「聞こえ」のサポートは非常に重要な役割を果たします。

しかし、補聴器は高額なものが多く、導入をためらってしまうケースも少なくありません。

こうした課題に対応するため、東京都西東京市では、6月1日より、聞こえに困難を抱える中等度難聴の高齢者を対象とした「高齢者のための補聴器購入費補助(高齢者聞こえのコミュニケーション支援事業)」の申請受付を開始しました。

本記事では、東京都西東京市の「高齢者のための補聴器購入費補助」について、LIMO編集部がオリジナルで作成した表も交えて、分かりやすく解説します。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

1. 【東京都西東京市高齢者のための補聴器購入費補助】「高齢者のための補聴器購入費補助」の目的と概要

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自治体独自の給付金

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西東京市が開始した本事業は、聞こえに困難を抱える高齢者の方の介護予防・フレイル予防を推進することを目的としています。

経済的な負担を軽減することで、補聴器の早期導入を促し、生き生きとした日常生活を応援する自治体独自の支援策です。

対象者の詳細や利用に関する注意点をまとめました。

2. 【東京都西東京市高齢者のための補聴器購入費補助】「高齢者のための補聴器購入費補助」の概要

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物価高騰対策

東京都西東京市「高齢者のための補聴器購入費補助について」に記載の内容を基にLIMO編集部作成

本制度を利用するためには、年齢や所得、聴力レベルなど、いくつかの要件を満たす必要があります。具体的な内容は以下の通りです。

対象者

以下のすべてに当てはまる方が対象となります。

  • 住所・年齢・所得:西東京市内に住所がある満65歳以上の方で、市民税が非課税の方。

※申請月が4月から6月の場合は前年度、7月から翌年3月の場合は当該年度の市民税が対象。課税地が西東京市以外の方は、事前に非課税証明書の取得が必要です。

  • 障害手帳:聴覚障害に係る身体障害者手帳の交付対象となる聴力ではない方。
  • 医師の診断:補聴器相談医による診察の結果、次の①②いずれかに該当する方。

    ①聴力レベルが両側40dB以上であり、かつ、身体障害者手帳(聴覚障害)に該当する聴力ではない方

    ②左右いずれかの耳の聴力レベルが40dB未満だが、補聴器が必要と認められた方
     
  • その他:補聴器購入後に西東京市が実施するアンケートに協力できる方。

給付内容(補助金額)

補助額:補聴器本体購入費用の二分の一(2分の1)の額

上限額:4万円

※修理費、メンテナンス費、集音器、付属品の購入費用は対象外です。また、医療機関での診察、検査、文書作成料等は自己負担となります。

対象機器

次のすべてに当てはまる補聴器本体が対象です。

  • 認定補聴器技能者が在籍する補聴器販売店で購入するもの(市内・市外を問いません)
  • 管理医療機器認定を取得したもの
  • 補聴器購入費補助の「決定通知後」に購入したもの

次では、申請から購入までの流れを見ていきましょう。

3. 【東京都西東京市高齢者のための補聴器購入費補助】申請から購入までの流れ

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自治体独自の給付金

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西東京市の補聴器購入費補助は、「必ず購入前に申請する」必要があります。手続きの流れは以下の8つのステップに分かれています。

①申請書の提出

高齢者支援課(田無庁舎・保谷庁舎)に「補聴器購入費補助金申請書」を窓口または郵送で提出します。

②医師意見書の受取

市が要件を確認後、おおむね3週間以内に自宅へ「医師意見書」が届きます。

③医療機関の受診

「医師意見書」を持参し、補聴器相談医のいる耳鼻咽喉科を受診して検査を受けます(市内・市外を問いません)。

④医師意見書の提出

医師が記入した「医師意見書」(検査結果含む)を、3か月以内に高齢者支援課へ提出します。

⑤決定通知書等の受取

おおむね3週間以内に「補聴器購入費補助金決定通知書」「医師意見書のコピー」「代理受領に係る支払い請求書兼委任状」「アンケート」が届きます。

⑥補聴器の購入

届いた書類一式を持参し、決定日の翌年度末までに市が推奨する補聴器取り扱い店で購入します。補助金額を差し引いた額を店舗へ支払う形(代理受領)となります。

⑦調整と再受診

購入した補聴器の調整を行い、再度耳鼻咽喉科を受診します。

⑧アンケートの返信

補聴器購入後、1か月が経過した時点でアンケートを市へ返信します。

 

なお、注意点として耳鼻咽喉科での受診・検査費用や意見書の作成料はすべて自己負担となります。

また、集音器や補聴器の部品・付属品、購入後の修理・メンテナンス費用は補助の対象外です。

4. 【東京都西東京市高齢者のための補聴器購入費補助】まとめ

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自治体独自の給付金

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西東京市の「高齢者のための補聴器購入費補助」は、自己負担を抑えて専門的な補聴器を導入できる制度です。

該当される方は、西東京市の高齢者支援課生きがい推進係や、お近くの相談窓口へ相談してみてはいかがでしょうか。

※本記事は、西東京市が発信している一次情報を基に作成しています。詳細や最新の医療機関・販売店一覧は、西東京市の公式ウェブサイトをご確認ください。

参考資料

LIMO編集部社会保障解説班