先ほどの事例を見てみると、「危ないことをして学びたい」「泣いてストレスを発散したい」「自分が遊んでからおもちゃを貸してあげたい」といった子どもの気持ちに気が付く大切さが感じられます。

これは、普段の育児にも同じことが言えるはず。「こうしたかったのね」「まだ遊びたかったのね」と本人の意志に寄り添うことで、子どもが安心感を持ってくれるでしょう。とはいえ、いつでも子どもの気持ちを優先するのはむずかしいもの。親の状況や時間の都合によっては、子どもの思い通りにできない場面もあるでしょう。

そんなときは、「親に負の感情があるのは当たり前」と認めてみては。自分の気持ちが受け入れられると、子どもの気持ちを受け入れる余裕も生まれるでしょう。「これをしたらママが悲しむ」など、子ども自身が相手の気持ちを推し量るきっかけにも繋がりますよ。

まとめ

どんなに素敵なママだって、育児をしていているとイライラすることもあるはず。周囲のママと比べて、「どうして私だけ…」と落ち込む必要はありません。

ストレスが爆発しそうになったら、同じ立場のママに話を聞いてもらうのもいいですね。毎日楽しそうに子どもと接しているママが、自分と同じような悩みを抱えていた…なんてことも珍しくありませんよ。

 

LIMO編集部