3. マクドナルド(2702)株価は高値から調整局面 消費減税は追い風か?

日本マクドナルドHDの株価(日足、1年)8/8

日本マクドナルドHDの株価(日足、1年)

出所:著者作成

日本マクドナルドHDの株価は2026年5月、2026年12月期の第1四半期決算を公表した翌営業日に前日比11.7%高となる8590円に上昇しました。しかし、その後は調整しており、現在は7240円、予想PERは27.9倍という状況です(2026年6月19日終値)。

注目は消費減税です。食料品などを対象とした消費減税は、一般に外食産業に逆風ですが、日本マクドナルドHDは事情が異なります。食料品と同じ軽減税率(8%)の対象であるデリバリーや持ち帰りの比率が高く、需要の流出を避けやすいためです。

ただし、減税に伴い値下げするかは明らかではありません。マクドナルドは、原則として店内飲食と持ち帰りで税込価格を統一しており、減税後も価格を据え置くことが想定されます。

もっとも、値下げしない場合もプラス影響が見込まれます。消費減税が持ち帰りも対象となり、かつ店内と合わせるため価格も据え置かれた場合、減税分が収益に上乗せされることが期待されるためです。

消費減税は「0%案」と「1%案」で調整が続いている状況ですが、報道では6月中にも最終判断すると伝えられており、日本マクドナルドHDにも注目が集まりそうです。

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参考資料

若山 卓也