2. マクドナルド(2702)コロナも無傷の10年連続成長 今期の見通しは?
株主優待や配当利回りだけでなく、業績にも目を向けてみましょう。
2.1 売り上げ快走 店舗ポートフォリオ改革で業績伸ばす
- コロナ禍でも成長、全店売上高は10年連続増収
- 店舗数11年ぶり3000店舗、入れ替え旺盛
日本マクドナルドHDの業績はおおむね堅調です。新型コロナウイルスの拡大期においても業績を伸ばしており、全店売上高は直近2025年12月期に8886億円となりました。全店売上高は10年連続で増加しています。
店舗数は2025年12月期で3025店舗と、2014年12月期以来となる3000店舗台を回復しました。この間、FC(フランチャイズ)化率は9.3ポイント上昇し、76.7%に達しています。さらに、新規出店および改装は累計3797店舗、閉店は同775店舗で実施しており、店舗の入れ替えにも積極的です。
2.2 2026年1~3月は増収増益 全店売上高9400億円台が視野
- 1~3月は営業益4割増、全店売上高が好調
- 2月に値上げ→月次売上は持ち直し、客単価の改善が支え
今期の2026年12月期は順調な滑り出しとなりました。第1四半期は全店売上高が前年同期比9.2%増となり、営業利益も同39.3%増と大きく伸びています。
続く第2四半期ですが、足元では持ち直しています。2026年2月に値上げを実施しており、3月は既存店売上高が前年同月比2.4%増まで鈍化しました。しかし、客単価の改善を主因に4月は同5.0%増、5月は同5.7%増まで回復しています。
通期の見通しだと、売上高はFC化進展の影響で減少を見込む一方、全店売上高は前期比6.0%増の9420億円、営業利益は同2.3%増となる見通しで、引き続き利益を伸ばす計画です。



