6月12日に開幕した「2026 FIFAワールドカップ(以下、W杯)」。日本は6月15日に行われたグループステージ初戦で強豪のオランダと対戦。結果は2-2のドローで、幸先の良いスタートを切りました。

今大会は日本時間の深夜や早朝に行われる試合が多いこともあり、気の早い方は決勝トーナメントに進出した際の日程が気になっているかもしれません。

本記事では、グループステージを【1位で通過した場合】【2位で通過した場合】で、予想される試合日程をシミュレーションします。

1. 日本のグループステージの試合日程

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Gorodenkoff/shutterstock.com

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まずは、今大会の日本のグループステージについて、確認しておきましょう。

日本は12グループの中で「グループF」に所属しており、同グループにはオランダ・チュニジア・スウェーデンが属しています。

グループ内で総当たりで対戦し、勝ち点の差で順位が確定します。勝ち点は、試合に勝つと3点、引き分けだと1点、負けると0点が加算される仕組みです。

もし勝ち点で並んだ場合は、並んだチーム同士の直接対決で、より多くの勝ち点を獲得したチームが上位となります。

日本のグループステージの試合日程は以下の通りです。

  • 第1戦:オランダ戦 2026年6月15日(月)5:00キックオフ
  • 第2戦:チュニジア戦 2026年6月21日(日)13:00キックオフ
  • 第3戦:スウェーデン戦 2026年6月26日(金)8:00キックオフ

オランダ戦はすでに終了しており、次戦は6月21日に行われる第2戦となっています。日曜日の昼間の試合ということもあり、グループステージの中ではもっとも視聴しやすい方が多いかもしれません。

2. 今大会は「3位」でもグループステージ進出の可能性あり

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ACHPF/shutterstock.com

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決勝トーナメントに進出するためには、グループステージを1位もしくは2位で通過することが条件でしたが、今大会は参加国が32から48に増えたこともあり、3位でも進出のチャンスが残ります。

グループステージは全12グループに分けられており、そのうち総獲得勝ち点(グループステージ3試合の合計)の多い8チームが決勝トーナメントに進出することができます。

なお、総獲得勝ち点で並んだ場合は以下の優先順位で最終的な進出チームが決まります。

  • 総獲得勝ち点(グループステージ3試合の合計)
  • 得失点差(全試合の総得点 − 総失点)
  • 総得点数(全試合の総得点)
  • フェアプレーポイント(イエローカード・レッドカードの少なさ)
  • FIFAランキング(最新のランキング)

3分の2が進むことができるため、3位以下が確定しても緊迫した試合が増えることが予想されます。

3. 【1位で通過した場合】の決勝トーナメントの試合日程

さて、ここからは本題の決勝トーナメントの試合日程をみていきましょう。

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FIFAの公開情報をもとに、LIMO編集部で作成

FIFAの公開情報をもとに、LIMO編集部で作成

まずは、グループステージを【1位で通過した場合】です。ラウンド32から決勝までの各試合のスケジュールは以下の通りです。

  • ラウンド32:6月30日(火)10:00/フジテレビ系列・NHK BS・DAZN
  • ラウンド16:7月5日(日)02:00/NHK総合・DAZN
  • 準々決勝:7月10日(金)05:00 /NHK総合・DAZN
  • 準決勝:7月15日(水)04:00/NHK総合・DAZN
  • 3位決定戦:7月19日(日)06:00/NHK総合・DAZN
  • 決勝:7月20日(月)04:00/NHK総合・DAZN

4. 【2位で通過した場合】の決勝トーナメントの試合日程

次に、グループステージを【2位で通過した場合】です。ラウンド32から決勝までの各試合のスケジュールは以下の通りです。

  • ラウンド32:6月30日(火)02:00/フジテレビ系列・NHK BS・DAZN
  • ラウンド16:7月6日(月)05:00/NHK総合・DAZN
  • 準々決勝:7月12日(日)06:00/NHK総合・DAZN
  • 準決勝:7月16日(木)04:00/NHK総合・DAZN
  • 3位決定戦:7月19日(日)06:00/NHK総合・DAZN
  • 決勝:7月20日(月)04:00/NHK総合・DAZN

なお、3位で通過した場合は他グループの結果にも左右されるため、試合日程は日付も含めて変動します。現時点で正確な予測をすることはできません。

全104試合を配信するDAZNは原則は有料のサービスですが、日本代表戦など一部の試合はアカウントを作成すれば無料で視聴することができます。自宅でテレビ観戦出来ない方は、スマートフォンからDAZNで視聴するのもありでしょう。

5. FIFAの2026年北中米大会の収入は前大会の約1.5倍!

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Erman Gunes/shutterstock.com

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国際サッカー連盟(FIFA)が発表している財務データによると、2026年北中米大会に向けた4年サイクル(2023~2026年)の総収入は約130億ドルに達する見込みです。

さらに、大会が開催される2026年単年の総収入予算だけでも、史上最高となる89億1100万ドルを記録。これは2022年カタール大会(単年実績:57億6900万ドル)の約1.5倍に相当します。

収入の内訳は以下の通りです。

  • テレビ放映権/2022年カタール大会:29億5800万ドル→2026年北米大会年:約39億2500万ドル(約1.3倍)
  • チケット&ホスピタリティ/2022年カタール大会:9億2900万ドル→2026年北米大会年:約30億1700万ドル(約3.2倍)
  • マーケティング権利(スポンサー)/2022年カタール大会:14億2400万ドル→2026年北米大会年:約17億8600万ドル(約1.3倍)
  • ライセンス権利/2022年カタール大会:2億7000万ドル→2026年北米大会年:約1億1100万ドル(約0.4倍)
  • その他収入・所得/2022年カタール大会:1億8600万ドル→2026年北米大会年:約7200万ドル(約0.4倍)

2022年は確定実績値、2026年は予算案の数値

一部減少している項目もありますが、テレビ放映権やスポンサー料といった主要ビジネスが順調に拡大しており、なかでも「チケット&ホスピタリティ」は約3.2倍と驚異的な跳ね上がりを見せています。

この背景には、北米のスタジアムが巨大なキャパシティを持つことに加え、1試合あたりのチケット単価が高く設定されていることがあります。

さらに、富裕層向けの「高級ホスピタリティパッケージ(高級ラウンジや食事付きのVIP席)」の需要が桁違いであることも、過去最大の収入を牽引する要因です。

また、今大会から出場チーム数が32カ国から48カ国へ、試合数も64試合から104試合へと大幅に増加したことも、全体の収入を大きく押し上げています。

一方で、こうした収入を重視する姿勢(商業主義)の弊害として、超過密日程による選手への負担増や、一般サポーターの経済的排除といった深刻な問題も表面化しています。特に高額すぎるチケット代は現地ファンの怒りを買っており、本来は非営利団体であるはずのFIFAのあり方については、今後も強い議論が続くことになりそうです。

参考資料

大蔵 大輔