1. 日経平均は1週間ぶりに6万6000円台を回復

2026年6月12日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は前日比1802円77銭高の6万6020円04銭でした。大幅に続伸し1週間ぶりに6万6000円台を回復しました。上げ幅は一時2800円を超え、6万7000円を上回る場面もありました。

トランプ米大統領は11日、SNSなどを通じて、イランとの戦闘終結に向けた合意が数日以内に最終決定に至る見通しであることを示しました。これを受けて同日の米株式市場では、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が7%以上上昇しました。

東京市場でもAI、半導体関連株が買われました。アドバンテスト、キオクシアホールディングス、ソフトバンクグループ、東京エレクトロンなどに買いが広がり、4銘柄だけで日経平均を1200円以上押し上げました。ディスコ、イビデンなども大幅に上昇しました。イビデンは11日の米株式市場で主要顧客である米半導体大手インテルの株価が急伸したことから連想買いされました。一方で、週末を控え、中東情勢の動向を見極めたいという動きも出て、積層セラミックコンデンサー(MLCC)を手がける村田製作所、太陽誘電などは下げました。

今週、日経平均はどのような動きになるでしょうか。12日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、終値は前日比353ドル51セント高の5万1202ドル26セントでした。米国とイランが近く戦闘終結に向けて合意するとの期待が高まったことから幅広い銘柄が買われました。

イーロン・マスク氏が率いるスペースXが12日にナスダック市場に上場しました。初値は公開価格(135ドル)を11%上回る150ドル、終値は公開価格比19%高の160.95ドルでした。時価総額は2兆ドル台になりました。初日の取引が好調で、超大型テック株への需要が強いと受け止められ関連銘柄が買われました。ナスダック総合株価指数も続伸しています。日本株も週初から上値を狙う展開になることが期待されます。

今週は15日~16日に日銀の政策委・金融政策決定会合、16日~17日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開かれます。日銀金融政策決定会合では、植田和男総裁が入院中のため、内田真一副総裁が代理で会見を行う予定です。日銀は今回の会合で政策金利を現状の0.75%から1.0%に引き上げる方針です。内田氏が今後の利上げペースについてどのように言及するかが注目されます。

イーロン・マスク氏が率いるスペースXが12日にナスダック市場に上場しました。ナスダック総合株価指数も続伸しています。日本株も週初から上値を狙う展開になることが期待されます。1/2

日経平均株価

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