気象庁から東海・関東甲信地方の梅雨入りが発表され、いよいよ本格的な夏への準備が始まる6月。
衣替えや暑さ対策グッズの用意など、季節の変わり目はなにかと出費がかさむ時期でもあります。
それに加えて、昨今の長引く物価の上昇は、日々の暮らしにじわじわと影響を与えており、特に年金で生活されている方にとっては、家計のやりくりに頭を悩ませる場面も多いかもしれません。
こうしたなか、公的年金だけでは生活が厳しい方を支えるために「年金生活者支援給付金」という制度があるのをご存知でしょうか。
この制度は、収入や所得が一定の基準を下回る年金受給者に対して、年金に上乗せして給付金が支給されるものです。
この記事では、どのような方が対象になるのか、いくら受け取れるのか、そしてどのような手続きが必要なのかを、一つひとつ丁寧に解説していきます。
1. 年金に上乗せされる「年金生活者支援給付金」の概要
公的年金等の収入やその他の所得額が基準額に満たない年金受給者の生活を支援するため、「年金生活者支援給付金」という制度があります。
これは一時的な給付ではなく、年金に上乗せして継続的に支給されるものです。
基礎年金の種類に応じて、以下の3種類に分類されます。
- 老齢年金生活者支援給付金
- 障害年金生活者支援給付金
- 遺族年金生活者支援給付金
最初は申請が必要ですが、要件を満たす限り、2カ月に1度のペースで支給されます。
