個別銘柄では、小売り株が総じて買い戻される中、「ドン・キホーテ」を展開するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(7532)への出資比率を15%に引き上げることを発表したユニー・ファミリーマートホールディングス(8028)が一時+12%高に迫る爆騰となり、その相手のパン・パシフィックIHDも一時+5%高に迫る大幅高となりました。

また、ハイテク株では東京エレクトロン(8035)が取引時間中に連日の年初来高値更新となりましたが、その後は利食い売りに押されて下落して引けています。

その他では、トヨタ自動車(7203)、ソニー(6758)、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、任天堂(7974)などが堅調に推移しましたが、限定的な動きに止まりました。

一方、一連の“リクナビ個人データ漏洩問題”が一向に収束しないリクルートホールディングス(6098)が大幅安で5日続落となりました。

また、ハイテク株ではアドバンテスト(6857)が利益確定売りに押されて4日続落となり、キヤノン(7751)がザラバで3日連続の年初来安値更新となっています(終値は上昇)。

その他では、武田薬品工業(4502)がザラバで連日の年初来安値更新となったのが目を引きました。

新興市場(東証マザーズ)では、シェアリングテクノロジー(3989)が3日連続のストップ安で大暴落となり、ユーザベース(3966)も急反落しました。一方、アンジェス(4563)が+11%超高の爆騰となり、上場間もないブシロード(7803)は上場来高値更新となっています。

葛西 裕一