3. 年齢階級別で比較する二人以上世帯の貯蓄と負債の変動
ここからは、二人以上世帯全体を対象に、年齢階級別の貯蓄と負債がどのように推移するのかを見ていきます。
3.1 二人以上世帯全体における年齢別の貯蓄現在高
全体平均:2059万円
- 40歳未満:994万円
- 40~49歳:1381万円
- 50~59歳:1756万円
- 60~69歳:2843万円
- 70歳以上:2471万円
貯蓄額は40歳代で1000万円を上回り、60歳代で最も高くなる傾向にあります。
次に、負債額の推移を確認してみましょう。
3.2 二人以上世帯全体における年齢別の負債現在高
全体平均:675万円
- 40歳未満:1882万円
- 40~49歳:1483万円
- 50~59歳:743万円
- 60~69歳:234万円
- 70歳以上:81万円
負債額は40歳代まで高い水準で推移し、その後は年齢が上がるにつれて大幅に減少していきます。
平均的なデータから見ると、純貯蓄額がプラスになるのは50歳代以降ということがわかります。
もちろん、各世帯で家計の状況は異なりますが、このような公的なデータを参考に自身の現在地を客観的に知ることが、将来を見据えた家計管理のスタートラインといえるでしょう。
著者
マネー編集部貯蓄班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、大手証券会社やメガバンク等の金融機関にて勤務経験のある編集者が中心となり、金融庁や総務省など官公庁の公開情報等をもとにお金の課題に寄り添う専門チームです。
主なメンバーは野村證券株式会社出身の宮野茉莉子、SMBC日興証券株式会社出身の安達さやか、地方自治体職員出身の太田彩子、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子、株式会社三菱UFJ銀行出身の中本智恵、日本生命保険相互会社出身の村岸理美など。
編集者の多くは、金融機関にて個人リテール業務を経験。若年層からシニア層、富裕層に至るまで、幅広い顧客に対し、投資信託・保険を中心とした総合的なライフプランニングを実行してきた。なかには、リテール営業で社内トップの実績を持ち、行内で表彰された実力者も。人材育成や社内教育にも携わるなど、金融知識と実務経験の両面で信頼される編集者が在籍しています。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。(最新更新日:2025年6月23日)