7. 年金改定の今こそチャンス!手取り額を把握して老後の生活設計を
年金額の増額改定は喜ばしいニュースですが、相次ぐ物価高やそれに伴う支出増を考慮すると、公的年金だけでゆとりある生活を送るのは決して容易ではありません。
今回確認した60代〜80代の平均受給額からもわかるように、実際の受給額には個人の加入実績により大きな差があります。
さらに、年齢が上がるにつれて住民税非課税世帯の割合が増加する(=所得が減少している)という厳しい現実も直視する必要があります。
だからこそ、6月に届く「年金振込通知書」は必ず開封し、額面だけでなく「天引き後の手取り額」を1円単位で正確に把握することが大切です。
税金や社会保険料の仕組みは複雑に思えるものが少なくありません。
ご自身の家計を見直すだけでなく、離れて暮らす親御さんとも通知書を見せ合いながら「実際の手取り額」について話し合ってみてはいかがでしょうか。現状を正しく知ることが、安心できる将来の生活設計への第一歩となります。
※当記事は再編集記事です。
参考資料
- 株式会社帝国データバンク 今年の飲食料品値上げ、累計1万品目を突破 調査開始から5年連続 中東情勢悪化で「価格見直し」続く 前年並み2万品目到達も想定「食品主要195社」価格改定動向調査―2026年6月速報
- 日本年金機構「公的年金制度の種類と加入する制度」
- 日本年金機構「厚生年金保険の保険料」
- 日本年金機構「令和8年4月分からの年金額等について」
- 厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 厚生労働省「年金制度改正法が成立しました」
- 厚生労働省「社会保険の加入対象の拡大について」
- 日本年金機構「在職老齢年金の計算方法」
- 厚生労働省「令和6年国民生活基礎調査」(第131表)
- LIMO「国民年金・厚生年金「2026年6月15日から増えます」60歳から89歳まで平均年金月額【年金一覧表】をみる!」
マネー編集部年金班