4. まとめにかえて
今回は、公表された後期高齢者医療制度の保険料率の見込みをもとに、今後の保険料の引き上げや高額療養費制度の見直しについて解説しました。医療費の増加を背景に、後期高齢者医療保険料は全国平均で月額7989円へ引き上げられる見通しです。さらに都道府県ごとの負担格差も大きく、最も高い地域と低い地域では2倍以上の開きがあります。しかし令和8年8月からは、長引く治療の家計圧迫を防ぐための年間自己負担上限が新設される予定です。
ご自身の家計への影響に備えるためにも、まずは自治体から届く最新の通知をしっかり確認しましょう。正しい情報を早めにキャッチして少しずつ準備を整えることが、これからの大きな安心へとつながります。
参考資料
- 厚生労働省「後期高齢者医療制度の令和8・9年度の保険料率について」
- 厚生労働省「高額療養費制度について」
- 厚生労働省「高額療養費の見直しについて」
- 厚生労働省「高額療養費の年間上限の新設」
- こども家庭庁「子ども・子育て支援金制度について」
- こども家庭庁「Q2. 令和8年度から始まる子ども・子育て支援金はどんな制度?何に使われるの?」
横野 会由子