5. まとめにかえて
公的データから、70歳代の貯蓄や年金、生活費のリアルな姿が見えてきました。貯蓄の中央値は1178万円ですが、年金だけでは毎月約4.2万円の赤字が出るため、長期的な対策が必要です。
老後の不安を少しでも減らし、安定した生活を送るためには、早めの準備が安心につながります。
《今からできる3つのアプローチ》
- ねんきん定期便の確認: 将来自分がいくらもらえるのか現実的な数字を把握する
- 長く細く働く選択肢: 健康なうちはパートなどで少しでも収入を得る
- お金に働いてもらう: 貯蓄をただ切り崩すだけでなく、新NISAなどを活用した安定的な資産運用を検討する
「まだ先のこと」と思わず、1年の折り返し地点である今日をきっかけに、ぜひご自身のライフプランや家計のバランスを一度見直してみてはいかがでしょうか。
参考資料
- J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査(2025年)」
- 厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 総務省統計局「家計調査報告 家計収支編 2025年(令和7年)平均結果の概要」
- 厚生労働省「年齢階級別1人当たり医療費」
村岸 理美