5. まとめ
2026年6月募集分の個人向け国債は、変動10年が1.74%、固定5年が1.86%、固定3年が1.51%に設定されています。
これらは種類ごとに運用期間や金利の決まり方が異なるため、それぞれの特徴を理解して選ぶことが大切です。
一般的に年限が長い種類ほど資金の拘束期間は長くなりますが、その分だけ適用される利回りが高くなる特徴があります。
また、固定金利は満期まで利率が変わりませんが、変動金利は半年ごとに見直されて上下する点に違いがあります。
なお、資産運用で広く利用されているNISA(少額投資非課税制度)ですが、個人向け国債の購入には利用できません。
事前のシミュレーション通りの確実な利息を得るためには、中途換金をせずに満期償還まで保有することが基本となります。
そのため、金利の高さだけで選択するのではなく、ご自身のライフプランに合わせて無理なく保有し続けられるかを十分に検討しましょう。
参考資料
高原 祥子
著者
株式会社モニクルリサーチ コンテンツ編成本部
記者/証券・資産運用担当
立教大学観光学部観光学科卒業後、海外専門の旅行会社に就職し、その後旅行業界専門誌の記者に転身。
企業決算の記事などを手掛けるうちに金融マーケットに興味を持つようになり、株式や債券の発行市場をカバーする金融専門誌の記者に転職。社債から地方債や財投機関債といった公共債、外債、サムライ債など幅広い種類の債券やCDSなど、債券市場の動向や市況について、10年以上にわたって数多くの記事を機関投資家に向けて日経QUICKやブルームバーグ等へ執筆した。その後、株式会社フィスコでアナリストが執筆する企業調査レポートの編集を手掛けるとともに、決算などIR情報の発信業務に携わる。
セキュリティソフトメーカーと大手通信会社の研究部門で広報を担当した経験もある。
2024年に株式会社モニクル傘下の株式会社モニクルリサーチ入社。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部にて「貯蓄、資産運用」に関する情報を中心に記事を執筆。