個別銘柄では、主力株が軒並み下落する中、とりわけ自動車株の下げがきつく、ホンダ(7267)、マツダ(7261)、三菱自動車(7211)、いすゞ自動車(7202)が年初来安値を更新しました。
また、金融株も継続的に売られ、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、三井住友フィナンシャルグループ(8316)、りそなホールディングス(8411)、大和証券グループ本社(8601)が年初来安値更新となっています。
その他では、ハイテク株でパナソニック(6752)とキヤノン(7751)が年初来安値を更新し、武田薬品工業(4502)や三菱商事(8058)も安値を付けて引けたのが目を引きました。
なお、鉄鋼株に対する売りも続き、日本製鉄(5401)は大きく値を下げ、約16年ぶりの安値水準となっています。
一方、数少ない上昇銘柄の中では、オリエンタルランド(4661)が堅調に推移し、第一三共(4568)は上場来高値を更新しました。
また、ハイテク株では富士通(6702)が小幅上昇ながら逆行高になったのが注目を集めたようです。
新興市場(東証マザーズ)では、シェアリングテクノロジー(3989)がストップ安の暴落となり、イグニス(3689)、ユナイテッド(2497)、ビープラッツ(4381)などが年初来安値を更新しました。
一方、インターネットインフィニティー(6545)が+17%超高の爆騰となり、CYBERDYNE(7779)も久々の大幅高となっています。
葛西 裕一