株式市場の振り返り-日経平均株価は反落、一時▲471円安も底割れの下押しはなし

2019年8月15日(木)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 20,405円(▲249円、▲1.2%) 反落
  • TOPIX 1,483.8(▲15.6、▲1.0%) 反落
  • 東証マザーズ株価指数 853.9(▲14.8、▲1.7%) 大幅反落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:272、値下がり銘柄数:1,812、変わらず:65
  • 値上がり業種数:0、値下がり業種数:33
  • 年初来高値更新銘柄数:16、年初来安値更新銘柄数:336

東証1部の出来高は11億3,861万株、売買代金は1兆9,862億円(概算)となりました。出来高は前日より小幅増加、売買代金は概ね横ばいでした。米国株が今年最大の下落となったことを受け、一部投げ売りを含めたリスクオフモードが強まりましたが、過剰反応は限定的でした。ただ、売買代金は連日の2兆円割れとなっています。

そのような中、日経平均株価は終日マイナス圏で推移しました。米国株の急落を懸念して、前場の序盤に一時▲471円安まで下落しましたが、そこからの下押しは見られませんでした。それでも、最後は約▲250円安の下落となり、前日の上昇分は全て帳消しとなっています。

なお、TOPIXも同じような値動きで反落となり、終値で連日の1,500ポイント割れで引けました。

東証マザーズ株価指数は反落、売買代金は7日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は6,552万株、売買代金996億円となり、いずれも前日より微増となりました。個人投資家の物色意欲が停滞しており、売買代金は7日連続で1,000億円を下回っていますが、ほぼ1,000億円となるなど回復の兆しも見えています。

なお、株価指数は大幅安で反落となりました。依然として900ポイント回復は遠いようですが、今後の展開は、個人投資家の投資マインド回復次第と言えそうです。

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