お金持ちというと、どんな人を思い浮かべますか。普通の人とはどんな違いがあるのでしょうか。今回は、お金持ちの人に実際に教わった、お金持ちの人の生き方とお金が自然に集まってくる4つの生活習慣をまとめました。
お金持ちは基本、群れない
ある会社の代表取締役から、「本当のお金持ちの人は群れない」と教えてもらいました。企業の社長や取締役レベルの人たちとの会合やパーティーに参加するたびにそう感じるそうです。
もちろん彼らも社交的な挨拶はしますし、世間話もします。ただ、群れないのだと言います。会合やパーティーでは知り合い同士で固まっても意味がないと考え、できるだけ多くの人と交流し、新しい人脈を作る努力をするそうです。ビジネス感覚に優れ、様々な人の懐に飛び込む術を身につけているとでもいうのでしょうか。また、そういうチャンスをきっちり活かすという心がけが非常に大事なのかもしれません。
お金持ちはとにかくアグレッシブ
お金持ちの人は本当に積極的です。少しでも何かを思いつくと、瞬く間にいろんなアイデアを出し、ビジネスの可能性を探ります。自身のメリットにならないようなことでも、自分事のようにいろんなアイデアを出してくれますし、話を聞いているだけで勉強になります。
さらに、自分のアイデアで「イケる!」と思ったものがあればすぐに行動に移します。「形にする」までの速さが特徴です。失敗したとか、この先行き詰まりそうだと感じたときの反応も早く、「じゃあこうしよう」と代替案をすぐに出してきます。そのうえで、ビジネスの話を相手に提案するときには相手のメリットになることをしっかり盛り込みます。
とにかく「アイデアを出す」ところから「ビジネスチャンスに変える」というところまでの過程がスピーディーで、アグレッシブ。思ったら即行動、というのがポイントなのかもしれません。
お金持ちは自慢しない、小金持ちは自慢する
本当のお金持ちの人はあまり「お金持ち自慢」をしません。自慢という行為は自分の自尊心を満たし、周りの人が自分を羨ましがるのを見て自己肯定感を高めます。ただ、本当のお金持ちはすでに多くの成功体験を収めているため、不必要に自己肯定感を求めません。
お互いの会話の中で自慢話をすることもないですし、例えば過去の失敗を打ち明けられたときでも、「そのときはどう乗り切ったのですか?」とか「ひどい状況をどう切り抜けたのですか?」と話を引き出します。自慢やマウンティングのような無駄な時間は過ごさず、自分を向上させるために会話へ参加しているのです。
お金持ちはお金のことを考えている時間が長い
お金持ちの人は、想像以上にお金のことを考えています。普通の人がお金のことを考えるのは、せいぜい買い物や食事の支払いをするときとお金を下ろすときくらいです。しかし、お金持ちの人は四六時中お金のことを考えています。お金の話にも、「お金になりそうなビジネスの話」だったり、「自分の資産管理の話」だったり、「自分の会社の経営状態や負債の話」だったり、いろいろあります。とにかくお金のことを常に考えているので、お金を殖やすアイデアやお金をうまくやりくりする方法が思いつくのです。