株式市場の振り返り-日経平均株価は反発、売買代金は11日ぶり2兆円割れ
2019年8月14日(水)の主要指標(カッコ内は前日終値比)
- 日経平均株価 20,655円(+199円、+1.0%) 反発
- TOPIX 1,499.5(+12.9、+0.9%) 反発
- 東証マザーズ株価指数 868.8(+5.9、+0.7%) 3日ぶり反発
東証1部上場銘柄の概況
- 値上がり銘柄数:1,673、値下がり銘柄数:406、変わらず:70
- 値上がり業種数:30、値下がり業種数:3
- 年初来高値更新銘柄数:40、年初来安値更新銘柄数:66
東証1部の出来高は10億6,324万株、売買代金は1兆9,400億円(概算)となり、いずれも前日より減少しました。米国株が急反発した好材料はあったものの、決算発表が一巡して材料不足の中、模様眺めムードが強まりました。売買代金は7月29日以来となる2兆円割れに終わっています。
そのような中、日経平均株価は終日プラス圏で推移しました。ただ、寄り付き直後に一時+214円高まで上昇した後は上値が重くなり、前場の終盤には一時+125円高まで下げ幅を縮小する場面も見られました。それでも最後は約+200円高まで巻き返して引けています。
なお、TOPIXも同じような値動きで推移して反発となりましたが、終値で1,500ポイント回復はなりませんでした。
東証マザーズ株価指数は3日ぶり反発、売買代金は6日連続で1,000億円割れ
東証マザーズの出来高は6,176万株、売買代金944億円となり、いずれも前日より増加しました。個人投資家の物色意欲が停滞しており、売買代金は6日連続で1,000億円を下回っていますが、やや回復の兆しも見えています。
なお、株価指数は3日ぶりの反発となりました。依然として900ポイント回復は遠いようですが、今後の展開は、個人投資家の投資マインド回復次第と言えそうです。