紫陽花が鮮やかに咲き誇り、本格的な夏の訪れを感じる季節となりました。

物価高などの影響により日々の生活設計を見直すなかで、特に年金を中心に生活されている方にとっては、少しでも暮らしの助けになる公的な制度を正しく知っておきたいものです。

そこで注目したいのが、公的年金に上乗せして支給される年金生活者支援給付金です。

この制度は、所得などの要件を満たす年金受給者の生活を支えるもので、2026年度からは給付額の引き上げも決まっています。

この記事では、どのような方が対象になるのか、具体的にいくら受け取れるのか、そして手続きはどのように進めればよいのかといった基本的なポイントを解説していきます。

1. 年金に上乗せされる「年金生活者支援給付金」の概要

年金受給者の生活を支えることを目的に、2019年に年金生活者支援給付金制度が創設されました。

受給要件を満たした対象者には、2カ月に1回、公的年金の支給日にあわせて年金生活者支援給付金が支給されます。

年金生活者支援給付金には3種類があり、受給する基礎年金の種類に応じて「老齢年金生活者支援給付金」「障害年金生活者支援給付金」「遺族年金生活者支援給付金」にわかれます。

それぞれの所得要件を満たす基礎年金受給者が、この給付金の対象となるということです。