2026年も7月に入り、今年も残すところ半分という折り返し地点を迎えました。日々の生活の中で「将来自分は年金をいくらもらえるのだろうか」と不安に思うことはないでしょうか。筆者はファイナンシャルアドバイザーとして、日ごろお客様とお話する機会がありますが、そんなお声を聞くこともあります。
今回は、厚生労働省の最新の調査結果をもとに、ライフコースに応じた年金額の概算や、女性の働き方が将来の受給額に与える影響について分かりやすく解説します。これからのライフプランをリアルに考えるきっかけにしてみてください。
1. 【女性の厚生年金】平均月収35万円で33年働いた女性、将来の年金額はいくら?
働き方が多様化する今、キャリアを継続してきた女性が「将来、自分はどのくらいの年金を受け取れるのか」を知ることは、ライフプランニングの第一歩です。
厚生労働省の「多様なライフコースに応じた年金額(概算)」から、それぞれのケースにおける支給額(令和8年度)と現役時代の前提条件を一覧で見てみましょう。
1.1 ケース①:女性・厚生年金期間中心(20年以上)
年金月額(見通し)
- 令和7年度:13万2117円
- 令和8年度:13万4640円(前年度比 +2523円)
経歴の前提条件
- 平均厚生年金期間:33.4年
- 平均収入:35.6万円(※賞与含む月額換算。年収換算で約427万円)
令和8年度の内訳
- 基礎年金:7万1881円
- 厚生年金:6万2759円
正社員等として約33年間着実にキャリアを積み、平均年収約427万円で推移した場合(ケース①)、受給額は月額13万4640円となる見込みです。
厚生年金の加入期間や現役時代の平均収入によって、将来の受給額は大きく変動します。今回の改定で各ケースとも増額となりましたが、住居費や生活費を考えると、この金額をベースに「不足分をどう準備するか」が鍵となります。
