近年、女性の社会進出も進み働きながら子どもの面倒をみているお母さんも増えています。しかし、仕事があるのに保育園がおやすみだったり、急用でどうしても子どもの面倒をみられなかったり…ということも。

そんなとき、祖母や祖父に面倒をみてもらえるととても助かりますよね。祖父母も孫に会えるのは嬉しいもの、と思いきや孫の育児のことに悩んでいる方も意外といるのだそうです。そこで今回は、祖父母が育児に参加するメリットやデメリットについてまとめました。

孫の面倒を見る祖父母の気持ちとは?

孫に会えるのは嬉しい

可愛い孫に会えるのは、やはり嬉しいもの。孫が元気に遊んでいる様子や成長を近くで見守れるのは、祖父母にとっても幸せなことですよね。しかし、孫に会えるのは嬉しい反面、複雑な思いを抱えている祖父母も多いようです。

お金がかかる

孫の面倒をみるために、おやつを買ったりおもちゃを用意したりするとお金がかかって大変だと感じている祖父母もいます。祖父母には本人たちの生活があり、生きていくためにお金が必要となる中、頻繁に孫の面倒をみるとなると「自分たちの老後のための貯金が少なくなってしまう」というお悩みもあるそうです。

体力が衰えているためつらい

子どもを育てた経験があるからといって、年齢を重ねてからも同じようにできるとは限りません。年を取ると体力が衰え、以前のようにテキパキと子育てができなくなっているという場合もあります。

孫とたくさん遊んであげたいと思っても、疲れてしまい動けないと落ち込んでしまうことも。また、体力の衰えのほかにも注意力や集中力も徐々に低下し、孫の面倒をみるのに不安を感じるという祖父母もいます。

祖父母が育児に参加する「孫育て」のメリット