4. 【前回との変更点は?】上場30周年記念「特別株主優待」の全貌

株価こそ冴えませんが、発表された特別株主優待の内容自体は非常に豪華です。

初心者の方にもわかりやすく、通常の優待との違いを強調して解説します。

4.1 特別株主優待の概要(2026年9月30日基準日)

  • 対象株主:2026年9月30日(基準日)時点で、100株以上を保有しているすべての株主
  • 優待内容:「株主用パスポート((東京ディズニーランドまたは東京ディズニーシーのどちらかのパークで利用できる1デーパスポート)」を1枚贈呈(現行の通常優待・長期優待にプラスして配布)
  • 配布予定時期: 2026年12月(有効期限は2027年8月31日まで

注意点として、優待をもらうには、権利付き最終日である2026年9月28日(月)の取引終了時点で、株式を保有している必要があります。

また、株主用パスポートは、年越し特別営業などの特別営業時間では利用できません。

4.2 前回や通常時との「変更点」と特徴

本来、オリエンタルランドの「9月末」の権利確定でパスポートをもらうには、「100株以上を3年以上継続保有」するか、あるいは「2,000株以上を保有」することが絶対条件でした。

しかし今回は、同社の上場30周年を記念し、「保有期間に関わらず、100株持っていれば誰でも1枚もらえる」という条件に緩和されています。このような特別優待は、2025年の創立65周年記念に続く2回目の試みです。

5. 通常の株主優待は何株が対象?長期保有株主向け優待も解説

オリエンタルランドが通常実施している株主優待制度についても確認しておきましょう。

本来、同社の株主優待は「通常株主優待制度」と「長期保有株主様向け優待制度」の2つの制度で構成されています。

まずは、保有株式数に応じて「1デーパスポート」がもらえる通常株主優待制度の内容から解説します。

5.1 通常優待の内容:保有株式数ごとのパスポート配布枚数

  • 500株以上:0枚・1枚
  • 2000株以上:1枚・1枚
  • 4000株以上:2枚・2枚
  • 6000株以上:3枚・3枚
  • 8000株以上:4枚・4枚
  • 10000株以上:5枚・5枚
  • 12000株以上:6枚・6枚

※配布枚数は「9月末基準日・3月末基準日」の順で記載

次回、9月末の基準日では2000株以上の株式を保有していると優待の対象となります。

3月末の基準日とは異なり、500株では対象とならない点に注意が必要です。

5.2 長期保有株主向け優待制度の概要

この制度は、株式を長期間保有する株主を対象としており、通常の優待とは別に、毎年1枚のパスポートが追加で贈呈されます。

対象となるのは、2023年9月30日を最初の基準日として、100株以上の株式を3年以上継続して保有している株主です。条件として、毎年3月31日と9月30日の株主名簿に、同一の株主番号で連続7回以上記載または記録されることが求められます。

100株以上500株未満の保有では通常優待の対象にはなりませんが、この長期保有条件を満たすことで、追加優待のパスポートを受け取ることができます。