2. 【オリエンタルランド(4661)】6月2日の株価終値は「2,189円」
オリエンタルランドの今日の値動きを振り返ります。
- 株価(終値):2,189円
- 前日比:▲2.62%
- 始値:2,221円
- 高値:2,238円
- 安値:2,173.5円
- 出来高:7,497,600株
- 時価総額:3,941,187百万円
- 売買代金:16,499百万円
- PER(会社予想):31.54倍
- PBR(実績ベース):3.26倍
- 配当利回り:0.73%
終値は前日比▲59円安(▲2.62%)の2,189円と、続落しました。
2.1 株価と株価チャート、主な参考指標
ここ1年の株価の値動きをチャートでみてみましょう。
中国政府による渡航自粛要請などをきっかけに、昨年11月から緩やかな下落基調が続いています。
4月28日の引け後に優待拡充と決算が発表されましたが、祝日明け4月30日の株式市場では10%超の大幅安(終値2,188.5円)と急落。その後、5月25日にはさらに年初来安値(2,103円)を更新しました。
一時は反発する流れとなりましたが、今日は3%近い下落となり、足元では再び調整基調が続いています。
日経平均株価が最高値を更新する華やかな相場環境のなかで、内需株やエンタメ系のセクターは資金が入りにくく、「置いてけぼり」の状況となっています。
オリエンタルランドの1年間の株価チャート

出所:各種資料をもとに筆者作成
3. なぜ株価は調整局面?好調の裏にある「2期連続減益」の理由
ディズニーパークは盛況であるにもかかわらず、なぜ市場の反応はこれほどシビアなのでしょうか。
その理由は、決算から見える「増収減益」の構造にあります。
3.1 決算のポイント
- 2026年3月期(実績):売上高は前期比3.7%増と過去最高を更新した一方、人件費や諸経費の増加が響き、営業利益は2.1%の減益、最終利益は1.8%の減益で着地
- 2027年3月期(会社予想):従業員の賃金改定(賃上げ)やホテルの修繕費などが重なり、さらに4.5%の営業減益と最終利益でも5.8%の減益を見込む
つまり、“2026年3月期と2027年3月期の2期連続減益”という見通しが、市場にネガティブに受け止められた形です。
「夢の国」といえど、昨今のコスト高を価格転嫁や客数増だけで補いきれない収益体質に対し、投資家は優待という「還元」以上に、企業の「稼ぐ力の持続性」を冷静にジャッジしています。