8. まとめにかえて:データから読み解くシニア世帯の家計と老後資金の課題
ここまで見てきた公的データからは、65歳以上の無職世帯では毎月およそ4万2000円の赤字が発生していること、また保有する金融資産には世帯ごとに大きな差があることがわかりました。
リタイア後の暮らしは、公的年金と貯蓄の取り崩しを軸に成り立つケースが多いため、現役時代以上に支出管理や資金計画の重要性が高まります。
安心して老後を過ごすためには、まず自分自身が将来どの程度の年金を受け取れるのか、そして現在の生活費が毎月いくらかかっているのかを把握することが欠かせません。
今回紹介したデータも参考にしながら、ご自身のライフプランに合わせた家計管理や資産形成について、早めに検討を進めてみてはいかがでしょうか。
参考資料
- 総務省統計局「家計調査報告 家計収支編 2025年(令和7年)平均結果の概要」
- 総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)―2025年(令和7年)平均結果―(二人以上の世帯)」
- 厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 厚生労働省「2024(令和6)年 国民生活基礎調査の概況」
マネー編集部貯蓄班