理不尽なことばかり発言しているママを見て、「こんな風にはならないでおこう」と密かに決心した人も多いのではないでしょうか。ところが、「モンスターペアレンツ扱いをされたくない」という気持ちが邪魔をして、学校側に意見を述べにくいケースもあるようです。その具体例をみてみましょう。
・「娘が、一部のクラスメイトから無視されるようになりました。担任と話し合ったのですが、『無視した方もされる方も悪い』といわれて納得いきません」
・「娘が『隣の席の男子がひどい言葉をいってくる』というので、担任に席替えを依頼。すると、『彼はそろそろ転校するから大丈夫』といって3カ月も放置されました」
・「息子がしたうっかりミスに対し、担任が『あなたはバカだから』と告げたそうです」
どれも、子どもが傷ついてしまうようなエピソードばかりでしたね。担任からの印象を気にしてばかりいると、子どもは「誰も対処してくれない」とふさぎ込んでしまうかもしれません。納得できない出来事があれば、勇気を出して担任に伝えてみてはいかがでしょうか。
まとめ
モンスターペアレンツは、さまざまな学校や園に出没しているようです。とくに保育園は親同士が直接関わる機会が多く、トラブルに発展する可能性が高いと考えられます。「やけに高圧的だな」「考え方が合わないな」と感じるママを見かけたら、できるだけ距離を置いておくようにしましょう。
LIMO編集部