5. おわりに
今回は、東京23区の基準を例に挙げ、年金収入のみを得ている65歳以上の人が「住民税非課税」となる要件や、年収のボーダーラインなどを詳しく解説しました。
東京23区では、65歳以上の単身世帯の場合、年金収入のみであれば年収155万円(月額約12万9000円)以下が住民税非課税となる目安です。
また、配偶者がいる世帯では、世帯主の年金収入が211万円(月額約17万6000円)以下であることに加え、配偶者自身も住民税非課税となる所得・収入要件を満たす必要があります。年金収入のみの場合、配偶者の年金収入は155万円以下が目安となります。
ただし、具体的な要件は自治体によっても異なるため、お住まいの地域のホームページなどで確認してください。
また、住民税非課税世帯を対象とした優遇措置には、各市区町村独自のものも数多くあります。
老後の年金生活において、このような制度の利用は家計の大きな助けとなります。
本来利用できるはずの制度を見落とすことがないよう、定期的に情報を確認するとよいでしょう。
※LIMOでは、個別の相談・お問い合わせにはお答えできません。
参考資料
- 総務省「個人住民税」
- 東京都主税局「個人住民税|暮らしと税金」
- 厚生労働省「令和6年国民生活基礎調査」(第131表)
- 厚生労働省「住民税世帯非課税の対象者等」
- 厚生労働省「国民健康保険の保険料・保険税について
- NAGOYAかいごネット「高額介護(介護予防)サービス費・総合事業高額サービス費」
- NAGOYAかいごネット「居住費・食費の利用者負担(負担限度額)」
- 厚生労働省「年金生活者支援給付金制度について」
池田 夕華