2. 2026年6月期3Qは期通期は増収、経常利益も2ケタ増
次に、同社が5月14日に発表した最新決算をおさらいしてみましょう。
詳細は以下の通りです。
2026年6月期 第3四半期累計(2025年7月〜2026年3月)の実績は、西友の完全子会社化により1兆円を突破する、劇的な規模拡大となりました。
- 売上高:1兆36億円
- 営業利益:229億円
- 四半期純利益(最終利益):59億円
2.1 2026年6月期通期予想は売上高・営業利益などを上方修正
同社は5月14日に通期業績予想を上方修正しました。
ただ、本業の儲けを示す営業利益は上振れていますが、最終的な純利益予想は据え置かれています。
- 売上高:1兆3,425億円(期初計画比200億円増の上方修正)
- 営業利益:280億円(同26億円増の上方修正)
- 親会社株主に帰属する当期純利益(最終利益):5億円(期初計画を据え置き)
第3四半期までで59億円の純利益を計上していますが、通期予想を5億円に据え置いた理由について、同社は「特別損失の計上を一定程度織り込んでいる」こと、および第4四半期に「短期借入から長期借入への借換えに伴う一過性費用」の計上を予定していることを挙げています。
著者
株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)において、株式市場の動向や個別企業の株価や決算の解説記事を担当しています。読者の皆様にとって、中立で客観的な判断材料となるように、丁寧でわかりやすい情報発信を心がけています。
モニクルリサーチファイナンス部に所属する編集者は、機関投資家として勤務した証券アナリスト、銀行での法人融資やアナリストとしての企業分析やIR・財務コンサルティング、またM&A支援に携わり、経済情報番組「日経CNBC」での解説経験も持つ株式市場の専門家、日経QUICKやブルームバーグ等で長年プロの機関投資家に向けて金融記事を執筆してきた記者経験者、大手銀行のセミナー講師として全国の個人投資家にNISAやiDeCoといった資産形成を伝えてきた2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)資格保有者で構成されています。
小売業班では小売業セクターに特化した銘柄を取り上げます。ファイナンスや企業決算といった専門的な分析のみならず、個人の資産形成に寄り添う視点を兼ね備えていることが私たちの強みです。信頼性の高い情報をもとに、読者の皆様が金融や経済をより身近に感じられるような記事をお届けします。