2026年6月に入り、物価高が家計にのしかかるなか、ご自宅に届いた『年金額改定通知書』や住民税の決定通知書を見て、これからの生活費や実質的な手取り額に不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
定年後も働き続ける選択肢が一般的となった今、シニア世代の生活防衛の要となるのが、ベースの老齢年金とは別に国や雇用保険から支給される「公的な給付金」です。
これらの支援策は、要件さえ満たせば年間で数十万円規模のまとまったお金や、毎月の収入底上げに直結する防衛策となります。
しかし、「自ら窓口へ出向いて申請しない限り、1円も振り込まれない」という注意点が原則あります。
本記事では、退職や再雇用といった人生の節目で忘れずに手続きすべき「5つの給付金」を年金事務所とハローワークの管轄別に整理します。
あわせて、現役シニアの働き方に直結する「年収106万円の壁(社会保険の適用拡大)」の動向についても確認していきましょう。
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1. 意外と多い?申請しないと受け取れない公的なお金
老齢・障害・遺族年金といった公的な制度は、暮らしの大きな支えになります。ただ、受給資格があるからといって、自動的に支給が始まるわけではないので注意が必要です。
受け取りをスタートさせるには、必ず自分自身で「年金請求書」を出して、請求手続きを行わなければなりません。
国や自治体の給付金や補助金もこれと同じで、基本的には「申請」がセットになっています。
万が一、期限に間に合わなかったり書類が不足したりすると、受給額が減る、あるいは受け取れなくなるといった不利益が生じる可能性もあります。
せっかくの支援を賢く利用するためにも、まずは自分が対象となる制度を正しく理解し、確実に手続きを完了させるようにしましょう。
