3. 渋谷で相次ぐ大型商業施設の撤退

渋谷では2026年3月25日に西武が渋谷店の営業終了を発表(2026年9月末閉店予定)し、大きな話題となったばかりです。相次ぐ渋谷からの大型商業施設の撤退に、SNSでは街の変貌に戸惑いと嘆きの声が上がっています。

  • 「渋谷どうなってるの」
  • 「街が変わっていくのが寂しい」
  • 「青春時代の渋谷がなくなっていく」

といったコメントが見受けられました。

西武とハンズで共通しているのは、営業終了理由が「賃貸借契約の満了に伴うもの」ということです。

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Ned Snowman/shutterstock.com

現在の渋谷は60〜70年代に建設されたビルが多く、耐震基準の強化や、配管・空調といったインフラ設備の老朽化が限界に達しています。

「100年に一度の再開発」が進行しており、土地・建物の所有者も町全体のアップデートに合わせて、テナントの刷新や建物の建て替えの検討を迫られています。

さらに、渋谷では人流の変化も起きています。

駅直結の新たな商業施設が誕生したことで、西武やハンズのある方面まで足を運ぶ人が減り、従来型の商標施設の収益にマイナスの影響を与えていました。

かつて「カルチャーの街」だった渋谷は、IT企業やスタートアップが集まる「ビジネスの街」、あるいは富裕層やインバウンド(訪日外国人)をターゲットにした「グローバルな最先端都市」へと変貌を遂げており、今後もインパクトのあるニュースが飛び込んでくる可能性は十分にありそうです。

参考資料

大蔵 大輔