最後にご紹介するのは、最近増えている「叱らない子育て」を実践しているママのエピソードです。子育ての方針は家庭によって違うとはいえ、周囲に迷惑をかけている人も少なくありません。その一部始終をみてみましょう。

・「叱らない子育てを取り入れているママ友は、どんなときも子どもを注意しません。たとえ子どもがおもちゃを1人占めしていても、友達を叩いても笑っているだけ。こういったシーンでは、ちゃんと親が叱ってほしい!」

・「保護者懇談会のとき、叱らない子育てをしているママが『うちの子を叱らないで』と園に依頼していました。『デリケートな性格だから』と説明していましたが、その子の実際の性格は超ワガママ。周りの子にも手を出しています。これ以来、私は叱らない育児に反対するようになりました」

まとめ

これから子どもが入園する予定の方は、少し不安になってしまったかもしれませんね。とはいえ、すべてのママがモンスターペアレンツというわけではありません。「この人となら仲良くしたいな」と思える人とだけ付き合えばいいのです。

また、最近では「モンスターペアレンツには高圧的な態度で対応しよう」としている幼稚園も少なくありません。その結果、一般的な要求すらいいにくいと感じるママもいるようです。

厄介なママ友に気を付けるだけでなく、園に対しても配慮しなければならない…。このようなママたちの負担を減らすためにも、まずは保護者と園の関係が平等になる必要があるでしょう。

LIMO編集部