国鉄時代の長距離普通列車が、Xで話題になっています。

投稿したのは、「@Ribe_19」さんです。

当ポストは執筆時点で48万1000件を超えて表示されており、「長距離の鈍行列車ってロマンあるよな」「昭和の鉄道少年にはよく知られてたヤツ」といったコメントが寄せられています。

記事の中では、JR各社の旅客運輸収入と営業キロについてもご紹介しているので、ぜひ最後までチェックしてくださいね。

※今回ご紹介する投稿は、投稿者様の掲載許可を頂いております。

1. 18時間以上運行する「長距離普通列車」が話題

昭和54年の国鉄時刻表1/3

投稿の画像

出所:@Ribe_19

「昭和54年の国鉄時刻表を見てたらとんでもない長距離普通列車がいた(後略)」そんなコメントとともに投稿されたのは1枚の写真。

そこに写っていたのは、昭和54年の国鉄時刻表の一部でした。

投稿で注目されているのは、門司(福岡県)を5時20分に出発し、福知山(京都府)に23時51分に到着する普通列車です。

単純計算で所要時間は18時間31分。朝早くに乗車して、到着するころには日付が変わる直前という、現在の感覚ではかなり驚く長距離列車です。

普通列車と聞くと、比較的短い区間をこまめに停車しながら走る列車を思い浮かべる人も多いかもしれません。しかし、国鉄時代の時刻表には、こうした長距離を走る普通列車も存在していたようです。

そんなかつての長距離普通列車は、SNSで大きな反響を呼びました。

2. 「全区間乗り通しました」という猛者も現れる

SNSではさまざまなコメントが寄せられました2/3

フリー画像

chainarong06/shutterstock.com

ポストには多数のいいねに加え、リプライ欄には

  • 「この列車、全区間乗り通しました」
  • 「あの頃は日本最長各駅停車ということで有名でしたね」
  • 「長距離の鈍行列車ってロマンあるよな」
  • 「昭和の鉄道少年にはよく知られてたヤツ」

など、多くのコメントが寄せられました。

どうやら鉄道ファンの間ではよく知られた列車であったようですね。

現在、門司駅から福知山駅へ鉄道で移動する場合は、門司駅から小倉駅へ出て、山陽新幹線で新大阪駅または京都駅へ向かい、そこから特急などで福知山駅へ向かうルートが一般的。

乗換案内サイトでは、所要時間はおおむね4時間台後半から5時間台と案内されています。

昭和54年の普通列車が18時間31分かけて走っていたことを考えると、現在の移動時間との差にも驚かされますね。

3. 国鉄時代の長距離普通列車とは?

国鉄時代には、現在よりも長い距離を走る普通列車が各地に存在していました。

長距離を移動する列車であっても、特急や急行ではなく普通列車として設定され、沿線の各駅を結びながら地域間の移動を支えていたものもあります。

今回の門司発・福知山行きのような列車を見ると、当時は普通列車にも、現在とは違ったスケールの旅情があったことがうかがえますね。

4. 鉄道ファンなら知っている?JR各社の旅客運輸収入と営業キロはどれくらい?

旅客運輸収入、営業キロとも1位はJR東日本3/3

旅客運輸収入、営業キロとも1位はJR東日本

VTT Studio/shutterstock.com

ここからは記事の話題にちなんでJR各社の旅客運輸収入と営業キロについてご紹介します。

国土交通省が毎年発表している令和4年度の「鉄道統計年報」によると、JR各社の旅客運輸収入は以下のようになりました。

  • 北海道旅客鉄道:585億8040万9000円
  • 東日本旅客鉄道:1兆4317億6257万5000円
  • 東海旅客鉄道:1兆699億7878万6000円
  • 西日本旅客鉄道:6945億4122万3000円
  • 四国旅客鉄道:177億6036万円
  • 九州旅客鉄道:1214億4490万6000円

続いて、JR各社の旅客についての営業キロは以下のようになりました。

  • 北海道旅客鉄道:2372.3キロ
  • 東日本旅客鉄道:7302.2キロ
  • 東海旅客鉄道:1970.8キロ
  • 西日本旅客鉄道:4903.1キロ
  • 四国旅客鉄道:853.7キロ
  • 九州旅客鉄道:2342.6キロ

旅客運輸収入、営業キロとも最も多いのは、JR東日本です。その後、旅客運輸収入はJR東海、JR西日本が、営業キロについてはJR西日本、JR北海道が続きます。

興味深いのはJR北海道ではないでしょうか。旅客運輸収入が6社中5位であるのに対し、営業キロは3位になっています。つまり、1キロあたりの利益が低い傾向にあることがわかりますね。

いかがでしたでしょうか。今回はXで話題になっている「国鉄時代の長距離普通列車」をご紹介しました。

参考資料

LIMO編集部