株式投資として、高配当銘柄への投資をお考えの方もいるのではないでしょうか。

配当金は企業の業績によって増配や減配、無配など変わる可能性もあるもの。そのような中で連続増配のNTT(9432)とKDDI(9433)が気になっている方もいるでしょう。

今回はNTT(9432)とKDDI(9433)の配当金の今期の見通しと、5月22日の株価の終値と配当利回りを見ていきます。

1. 高配当【NTT(9432)の配当金】2026年度は増配で16期連続増配の見通しへ

まずはNTTから、過去の配当実績と今後の予想を見ていきましょう。

NTT株式会社「2025年度 決算短信〔IFRS〕(連結)」1/3

NTT株式会社「2025年度 決算短信〔IFRS〕(連結)」

出所:NTT株式会社「2025年度 決算短信〔IFRS〕(連結)」

1.1 NTTの配当金実績と2026年度の配当予想

  • 2024年度(中間配当):2.60円
  • 2024年度(期末配当):2.60円
  • 2025年度(中間配当):2.65円
  • 2025年度(期末配当):2.65円
  • 2026年度(中間配当・予想):2.70円
  • 2026年度(期末配当・予想):2.70円

2025年度の年間配当金は5.30円でしたが、2026年度は0.10円増の5.40円となる見込みです。

この予想通りに増配が実施されれば、NTTは16期連続での増配を達成することになります。

2. 高配当【KDDI(9433)の配当金】2026年度は増配で25期連続増配の見通しへ

次にKDDIです。KDDI株式会社「2026年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)」より、これまでの配当金推移と配当予想は以下の通り。

KDDI株式会社「2026年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)」2/3

KDDI株式会社「2026年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)」

出所:KDDI株式会社「2026年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)」

2.1 KDDIの配当金実績と2027年度3月期の配当予想

  • 2025年3月期(中間配当):70.00円
  • 2025年3月期(期末配当):75.00円
  • 2026年3月期(中間配当):40.00円
  • 2026年3月期(期末配当):40.00円
  • 2027年度(中間配当・予想):42.00円
  • 2027年度(期末配当・予想):42.00円

※2025年4月1日付で1株につき3株の割合で株式分割を行っており、2025年3月期は株式分割前の配当金の額、2026年3月期および2027年3月期(予想)が株式分割後の数値です。

2026年3月期は年間で80.00円でしたが、2027年3月期は84.00円となる見通しです。これにより、KDDIは25期連続増配の見通しです。

3. 【NTT(9432)】5月22日の株価の終値と配当利回りは何パーセント?1年間の株価チャートも

では、2026年5月22日のNTTとKDDIの株価と配当利回りを見てみましょう。

まずはNTTから、株価と参考指標について確認しましょう。

  • 株価(終値):152.6円
  • 前日比:▲0.72%
  • 始値:153.8円
  • 高値:154.4円
  • 安値:152.1円
  • 時価総額:13,817,978百万円
  • PER(会社予想):12.67倍
  • PBR(実績ベース):1.28倍
  • 配当利回り(予想):3.54%

配当利回りの予想は3.54%でした。 なお年初来高値と年初来安値は以下の通りです。

NTTの1年間の株価チャート

NTTの1年間の株価チャート

出所:各種資料をもとに筆者作成

  • 年初来高値 161円(2026年1月6日)
  • 年初来安値 148円(2026年5月11日)

4. 【KDDI(9433)】5月22日の株価の終値と配当利回りは何パーセント?

次にKDDIの株価と参考指標について確認しましょう。

  • 株価(終値):2,709.5円
  • 前日比:▲0.31%
  • 始値:2,717.5円
  • 高値:2,724円
  • 安値:2,682円
  • 時価総額:11,346,973百万円
  • PBR(実績ベース):2.03倍
  • 配当利回り(予想):3.1%

配当利回りの予想は3.1%でした。 なお年初来高値と年初来安値は以下の通りです。

KDDIの株価チャート(1年間)3/3

KDDIの株価チャート(1年間)

出所:各種資料をもとに筆者作成

  • 年初来高値 2,827円(2026年2月5日)
  • 年初来安値 2,493円(2026年5月12日)

5. まとめにかえて

ここまでNTTとKDDIの株価や配当利回りについて確認してきました。

株式投資は、他の金融商品と比較してハイリスク・ハイリターンな側面があります。

投資を検討する際は、株価や配当だけでなく、株主優待や企業の業績や将来性なども含めて総合的に判断することが大切です。ご自身の資産状況やリスク許容度をふまえ、十分な情報収集のもとで、納得できる運用方針を立ててみてはいかがでしょうか。

5.1 免責事項

  • 本記事は、投資に関する一般的な情報提供を目的としています。特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。記事の情報に基づいて生じたいかなる損害についても、当方は一切の責任を負いかねます。投資の最終判断は、ご自身の責任において、最新の決算情報や市場動向などを確認の上で行ってください。
  • 株主優待の内容や適用条件は変更されることがあります。必ず企業の公式サイトで最新情報をご確認ください。

参考資料

宮野 茉莉子